天気のいい日を選んで、和歌山の番所庭園に行ってきました。率直に言ってすごく良かった!

 

番所庭園は、和歌浦湾に突き出ている岬を整地してつくられた芝生庭園です。

 

岬の先端に向けて芝生が敷き詰められています。

 
岬の先端から、ほぼ360°海を見渡すことができます!潮風に吹かれるのが心地いい〜っ!

 

静止画ではパノラマ感が伝わりにくそうだったので動画も撮影しました(16秒)。素晴らしい眺望が少しは伝わるかな〜。

 

ところどころにベンチが置かれています。ここに座って海を眺めながらいつまででも過ごせそう。

 

岬の両側とも崖下まで自由に降りることができます。竿を垂らして磯釣りができるそうです。サスペンスドラマで犯人が自白しそうな断崖絶壁。

 

実際、時代劇や推理ドラマなどの撮影地にも使われているそうです。

 

地名の由来は、江戸時代に海の見張りのための遠見番所が置かれたことから。現在も「番所ノ鼻」という地名になっています。

 

特に黒船来航以降、紀州藩も本格的に海防に取り組むことになり、ここは和歌山城に最も近い番所として、重要な役割を担っていたそうです。


先端を向いて岬の左手の風景。左奥に雑賀崎灯台が見えます。

 
この地の風景が万葉集でも詠まれています。
 
「紀の国の狭日鹿(さひか)の浦に出で見れば海人の燈火波の間ゆ見ゆ」藤原房前 万葉集 第7巻 1194番
(紀の国の雑賀(さいか)の浦に出て見ると、海人のともす漁火(いさりび)が波の間から見える)

 

岬の根元側は日本庭園になっています。

 

気がつけば海のシーンばかり撮っている気がしましたので、岬先端から根元側を見た風景も箸休めにどうぞ笑。

 

天気のいい日にお弁当でも持って、また来たいなぁ。

 

この番所庭園は、以前にこのブログのコメント欄で、お気に入りスポットだとご紹介していただきました。nonさんありがとうございます。ようやく行きましたよ〜!

 

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