RAW Review(8/22) | コアドラのプロレス研究室

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リカルドのアナウンスでデルリオが登場。いつもの自己紹介をしようとすると、シナが割ってはいる。
シナは、お前のことは皆良く知っているさ、俺はいろんな奴と戦ってきたが、お前はぼろぼろのパンクから王座を掠め取った。お前はいんちきをしたのさ。というとパンクが入ってくる。
パンクはあくまで権利を行使しただけだと、デルリオの行為を認めている。パンクは、問題は別にあり、それはナッシュのことだというと、デルリオはそれが運命なのさと返す。ならばとパンクは、俺は再戦権を行使する運命だと返すと、シナも俺だって、再選権を行使するぞという。しかし、デルリオはそれを断る。デルリオは続けてこんなカナダ人たちの前で王座戦なんてする気はないさという。
HHHが登場。まず、デルリオはこの後試合だ、そして二人、リマッチ権のことは言わないでくれ、今日ここで決めようじゃないか、今日のメインはパンクとシナの#1コンテンダー決定戦だといって立ち去る。


デルリオvsモリソン
モリソンが大健闘、モリソンプッシュへのテストマッチということだろうか。IC,USレベルよりは上の扱いということになりそうだ。いつ見てもモリソンは技の見栄えがいいね。デルリオとの相性もよく、初戦から盛り上がる結果となった。


イヴ(w/ケリー)vsニッキー(w/ブリー)
まぁ、こんなものかくらいか。イヴはムーンサルトではなく、ネックブリーカーで決着。最後はケリーが良いとこ取り。
試合後、ベスとナタリアがイヴの健闘を称えに来る。


ナッシュがバックステージを歩いているシーンが写される。


ライリーvsスワガー(w/ヴィッキー)
ジグラーが途中で入ってきて、気をとられたスワガーがライリーに丸め込まれる。ほかに見所がないのがなんとも。3分程度で見所を作れというのも酷な話だが。スワガーとジグラーのヴィッキー争奪戦ということでいいのだろうか。


HHHがリングに。ナッシュがパンクにパワーボムをしたことについてはいろいろ話が飛び交った、ここで本人にはっきりさせてもらおうとナッシュが登場。
ナッシュは、サマスラではテキストメッセージに従っただけさ、パンクに言われてリングにも上がった、COOとしての立場も分かるしなという。HHHは、パンクの言動が度を越えたのは分かってる、だが君の行為は仕事ではないという。ナッシュは俺の身の安全はどうなるんだ、パンクは俺をつぶそうとしているぞという。HHHは君は社員じゃない、だから会場外ではともかく、会場内では襲われはしないさといい、ここから出て行ってほしいという。
しかしパンクが登場。去る必要なんてないぞ、誰がメッセージを送ったんだろうな。HHHがスレッジハンマーを持ってたのかもしれない、あるいはステフの仕業か。とにかくメッセージを送った奴には謝罪してもらわないとな、先週は話し合いで解決しようとしたが、今週は行動に移すぜとナッシュに向かうも、HHHに止められる。
パンクは俺の手に触れるなというと、お前は俺を嵌めたんだろ、俺が王者でいるのを恐れてるんだというと、HHHはお前は一線を越えている、しかし、お前も俺も手は出せない、今すぐここから出て行けというと。パンクはHHHに皮肉を言う、するといきなりナッシュがパンクを急襲。慌てて、HHHがナッシュとともに引き上げるが、パンクはリングで不敵な笑みを浮かべる。


ナッシュとHHHがバックステージで話している、HHHがどうして殴っちまったんだと言うと、ナッシュは訴える気かと聞く。HHHはとにかく今日は帰ってくれと、ナッシュを帰宅させる。


コフィ&ボーンvsオタンガ&マクギリ(ch) WWEタッグ王座戦
新王者の誕生!ようやくタッグ戦線活発化に動き始めたかというところ。マクギリ&オタンガもよくがんばったといいたいが、このままタッグは続けてほしいね。
コフィはエプロンからトラブルインパラダイスが出来るのが大きいね、エアボーンへのつなぎにも最適だ。
ボーンはWWEで念願の初王座、ハイフライヤー同士の面白いコンビが今後タッグ戦線を盛り上げてくれることを願う。


ジョシュが新王者の二人にインタビュー。
コフィは最高の気分だぜ、コフィは良いパートナーだというと、ザックたちがお祝いに。

HHHが歩いているとローティナイアスが駆けつける。どうしたのかと尋ねると、ナッシュが、交通事故にあったとのこと、ローティナイアスがメモを渡すと、HHHは急ぎ足でどこかへと向かっていく。

マレラが入場していると、トゥルースとミズが襲撃。
トゥルースはもうリトルジミーにはうんざりだ、HHH、ナッシュ、ステフ、シナ、パンク、あいつらは全員仲間なんだ、奴らは陰謀を仕掛けようとしているんだというと今度はミズがお前の言うとおりさ、俺は祭典でメインを張り、シナを倒した、なのに、HHHが実験を握ったら一転してチャンスを与えられなくなった。マレラはWWEに出てきて5年だが、WWE王者にはなれない、だが俺は元王者だぞ、俺らにはチャンスが与えられるべきなんだというと、トゥルースは陰謀を叩き潰す、それが真実さ、ミズはそれに付け加え、それってAwesomeだぜと付け加える。

WWEの2大ビックマウスが結託、彼らもタッグ活性化に一役買うことになるのだろうか、だとすれば、歓迎すべき展開である。現状を考えればしばらくトップに絡むのは難しいし、ここらで、タッグ王座の価値を高めてほしいものだ。



パンクvsシナ WWE王座#1コンテンダー決定戦
シナは投げたTシャツが2度投げ返される。さすがカナダである。

試合はじっくりレスリングで見せる展開。過去2戦と違った展開を見せようと工夫しているようにも見える。カナダということもあって、シナはクロスフェイスを持ってきた。3度目ということもあって、必殺技の一撃の重みはかなり軽くなってしまったが、パンクはそれを埋めるべく、打撃を多用、KO的な決着を演出しようと試みる。

ここまではサマスラよりも良い展開になりえるのでは?と期待させたところで、ナッシュが乱入、気をとられたパンクがシナに負けてしまった。さすがに3連敗はないということか。そして、デルリオがシナを襲撃、ローティナイアスが止めるも制止を聞かず、シナを完全に叩きのめして番組が終わった。


新しいタッグ王者の誕生、新しいコンビの結成にとどまらず、二つの抗争に新たな進展があった。ローティナイアス(名前が長いので今後はエースにします)がHHHをおいだし、ナッシュとつながっているように見せた。パンクはナッシュとの抗争に入ることになる。HHHはあくまで関わっていないということか。テキストメッセージはエースが偽造したとかになりそうだ。複数の遺恨が複雑に絡み合った最近見られなかった抗争へと発展できるかどうか注目である。

シナはある意味順当にデルリオに挑戦、エースはデルリオとのつながりはないような動きを見せた。とりあえず、シナ中心のストーリーになるのは読めていた、問題はこのまま安直に王座を渡すかどうかか。シナがベルトに絡み続けるストーリーを展開するならば、クリーンフォールで勝つわけにはいかない。さて、どうなるか。