未来と現在 | 禁煙成功より喫煙失敗

禁煙成功より喫煙失敗

禁煙をしたくない人でも、タバコをやめられるかもしれない。
少なくとも一人はいましたから・・私ですけど!(^^)!

未来の状況によって、
現在の幸不幸は左右される。

例えば
1週間後に失敗すれば命を失う
成功率60%の手術がある。
成功の確率は半分以上ある。
手術自体が1週間後だからといって、
今を楽しく暮らせるだろうか。

人生100年時代と言われるが
長く生きても精々100年
しかも老後の不安も伴う未来が待ち受けている。
そして遅かれ早かれ死んでゆく
果たして、
今を楽しく生きられるだろうか。

仏教ではこれを生死の大事と言われる。
それを解決するのが仏教の目的。
確実な死後という未来が明るくなれば
現在も自動的に明るくなる。

これらの事象をもとに
つまらないことを考察すると。

禁煙が失敗するのは
どこまで続けたら....という未来が
ハッキリしないところにある。
禁煙は未来の状況がハッキリしないから
苦しくならざるをえないことなのである。
楽しくしましょうと言いながら
誤魔化し誤魔化し続けている。

喫煙に失敗すると、
もう吸わなくても良いという未来が、
現在、疑いなくハッキリする。

タバコを辞めた状態が
崩れることがない。
それを『喫煙失敗』という。