禁煙をしている日数を数えるという問題について。 | 禁煙成功より喫煙失敗

禁煙成功より喫煙失敗

禁煙をしたくない人でも、タバコをやめられるかもしれない。
少なくとも一人はいましたから・・私ですけど!(^^)!

禁煙をしている人の多くは、

今日で何日経ちましたとか、

今日で何ヵ月何日ですとか、

吸わないようにしている日数を数えている。

 

中には、禁煙カウンターなるものが存在し

禁煙を始めた時から、何ヵ月、何日、何時間、何分、何秒

とカウントして、さらにはもしタバコを吸っていたとしての

経済的損失まで教えてくれるものがある。

 

果たして、吸わないようにしている日数を数えることに

何かメリットはあるのだろうか?

 

例えば300日禁煙が続いたら、タバコをやめることが出来る

という事がハッキリしていれば、

そのカウントが多くなっていくことは非常に励みになるだろうが、

残念ながら、これでタバコを吸わなくてもよい。

という明確なゴールが、禁煙にはない。

 

いつまでたっても、タバコをやめず、

何年禁煙していますという人まである。

 

そして、一本でもタバコを吸ってしまったら、

禁煙日数はリセットされ、また一日目がスタートする。

 

たばこをやめたい人は、禁煙を長期間続けたいのではない。

「やめたい」のである。

眠りたい人は、羊の数を数え続けたいのではない

「眠りたい」のである。

 

吸わない日数が延びてもやめられないのであれば、意味がない。

羊の数をどれだけ数えていても眠れなければ意味がない。

 

たばこをやめたいのか、禁煙したいのか、

まず目的をはっきりさせることこそが、大事なことではないだろうか。