禁煙とはタバコをやめる(唯一の方法)なのか⑥ | 禁煙成功より喫煙失敗

禁煙成功より喫煙失敗

禁煙をしたくない人でも、タバコをやめられるかもしれない。
少なくとも一人はいましたから・・私ですけど!(^^)!

3番目の禁煙の特徴である

続かないということはどういうことかと言いますと、

タバコを吸わないでいる喜びが続かないということです。


よく楽しく禁煙しましょうという人がありますが、

楽しくする必要があるということは、

楽しくも、嬉しくもないということです。

ですから、楽しくする必要があるのですが、

そこには、楽しくしようとする意志が必要です。


根本的に、禁煙は楽しいことではありませんので、

楽しくしようとしている意志が働いているときだけは、

タバコを吸わないでいる喜びはあるでしょう。


しかし人間、日常生活で、山も谷もありますので、

当然、いつも禁煙は楽しいことだという意志を働かせることはできません。


多くの人が、仕事のストレスで、家庭のストレスでと

再喫煙をしてしまうのは実にそこに原因あるのでしょう。


ではタバコをやめるとどうなるか。

「続いていく」という表現が適切だとおもいます。

タバコを吸わなくてもいい状態が、ただ続いていく。

そこには意志の介在も、楽しくする努力も必要ありません。


禁煙を続けている人に共通することは、

何日、何か月、禁煙を続けているということを励みにしていることでしょうが。

タバコをやめた人にとって、やめてからの日数など

励みにもなりませんし、面倒くさくて数える気にもなりません。


このように禁煙には

不安がある。

ハッキリしない、完成、卒業がない。

続かない。

悲劇的な3つの特徴がありますので、

禁煙なんかしたくないのは至極当然のことなのです。


しかし、禁煙そのものが悪いことと言っているのではありません。

禁煙することはいいことです。

健康にもいいですし、周りの迷惑にもなりませんし、

他にもさまざま恩恵はあるでしょう。


ただ自分にとってつらい禁煙を続けてその状態を維持するのか、

それとも、タバコをスパッとやめてしまって、

楽してその状態になるかの違いだけです。


禁煙がしたい人は、

頑張って禁煙したらいいと思います。

しかし、禁煙なんかしたくない、できない人でも、

禁煙はタバコをやめる為の唯一の方法ではありませんし、

禁煙ができないからといって、

タバコをやめることをあきらめる必要はないということです。


禁煙の特徴がわかったところで、

次からは、禁煙なんかしたくない人は

どうすればタバコをやめることができるのかについて

述べていきたいと思います。