タペットカバーパッキン交換でカムシャフト脱着 スーパーグレート6M70 | とらっく整備士のきろくぼ

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自分で行った整備や自動車情報をご紹介していきます。自動車に興味がある方はもちろん、整備をはじめたばかりの人や調べ物をしている方などの参考にしてもらえればと思います。

オイル漏れの為タペットカバーパッキン交換です。

 

 

このエンジンはタペットカバーが二層あり、二層目をはずすにはカムシャフトをはずさなければなりません。6M60みたいに簡単にすればいいのに…

 

 

簡単にしか残していないので整備メモ程度に。

 

 

 

 

 

 

 

 

・燃料パイプをはずすのに下を緩めるのと取り出しのためにインテーク側全バラか二本の吸気ポートのそれぞれの中間にあるブロックをはずせばできる。

 

 

 


ただブロックをはずすのに固定のネジを緩めて上側がスタッドボルトなのでそれもはずすなど色々大変
 

 

 

・一番パイプは2層目タペットカバーと同時でないと取り出せない。二番パイプもきつめ

 

 


・圧縮上死点のアイマークを合わせるためにクランクを回すにはファン根本の穴にバールなどをいれて回す

 

 


・ロッカーシャフトを取り外すとき対のロッカーアームがスプリングで広がるので注意、取り付けるときも一人では困難

 

 

 

 

・バルブクリアランスの調整は上下のロッカーアームとパワータードのところ3種類をしなければならない。ロッカーアーム下側の調整はパワータードの部品をはずさなければならない

 

 


・ロッカーシャフトリア側に位置決めピンがあるので注意、エンジン側に埋め込まれてるがはずれる時ある

 

 


・カムシャフト下にある部品もはずさないとタペカバ2層目ははずれない、逆につけるときにそこを本締めしないとかむシャフトを乗っけられないのでカバー全体均等に固定締め付けできないのが悩みどころ。

 

 

今回はその部品の締め付けと同時にカムシャフト押さえのみを締め付けてみたが、結局かむシャフトのせるときにはずさないといけないので意味があるかは疑問

 

 


・タペットカバーのボルトの締め付けトルクは9Nくらい、燃料パイプは44N

 

 

 

※参考資料(抜粋)

 

  

 

 

 

 

 

 

 

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