たんぽぽ舎です。【TMM:No5069】 2024年8月21日(水)地震と原発事故情報− | 脱原発の日のブログ

脱原発の日のブログ

12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

たんぽぽ舎です。【TMM:No5069】

2024年8月21日(水)地震と原発事故情報−

              7つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

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★1.「原発新増設の費用を電気料金に付加」

  原子力産業の延命のためにさらなる国民負担の導入

                    上岡直見(環境経済研究所代表)

★2.9/2(月)函館市大間原発建設差し止め裁判と

  第32回口頭弁論および裁判報告会のお知らせ

  弁護団報告:中野宏典弁護士、

  講演:後藤政志さん「大間原発は欠陥原発!直ちに建設中止を!」

                      若木京子(大間原発反対関東の会)

★3.能登半島地震で核災害避難問題が注目、

  北野進「台湾の原発は延命すべきではない」

  インド、マヒ・バンスワラ原発建設に対する村人の抗議 …など

  8/20発行「ノーニュークス・アジアフォーラム通信189号」

            佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム)

★4.海洋放出開始から1年、改めて処理汚染水を考える/

  グローバルアクションの呼びかけ

  (これ以上海をよごすな!市民会議)

  8/17(土)連続オンライントーク第10回に参加(参加者140人)

                       冨塚元夫(たんぽぽ舎)

★5.【読者からのつぶやき】3つ

★6.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆みんなで考えよう原子力空母

   原子力空母交代を問う3000人市民アンケート8/24報告集会

   主催:原子力空母母港化の是非を問う住民投票を成功させる会

  ◆ほんまなほさん「性、性別、そして労働:生きるための

   表現をめぐって」(フェミニズムのためのベーシック講座第4弾)

   日程 8/28. 9/4. 9/11. 9/18. 9/25 全5回講座

★7.新聞より5つ

  ◆東海第二原発 安全対策工事 2年余延長へ 防潮堤不備 茨城

            (8月21日「茨城新聞クロスアイ」より抜粋)

  ◆「原発活用」国民負担重く 事故対策強化 コスト上昇

   米企業試算 再生エネの3倍超

             (8月21日「東京新聞」朝刊1面より抜粋)

  ◆ハマス、米のガザ停戦案に難色 「戦争長引かせる目的」と批判

        (【エルサレム】8月19日「毎日新聞」朝刊1面より)

  ◆人道支援関係者 280人以上が死亡 昨年10月以降

      (【エルサレム共同】8月21日「毎日新聞」朝刊2面より)

  ◆【近事片々】より

   ・言いたくもなる。

    「本の表紙だけ変えても、中身が変わらないとダメだ」 ほか

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※8/31(土)【山崎久隆ゼミ】『日本原電の闇』

 敦賀2号…「直下に活断層あり」⇒規制委員会「適合せず」

 東海第二…「原電、防潮堤欠陥工事の対策⇒規制委への回答延期」

 

 お 話:山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

 日 時:8月31日(土)14時より17時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)  ◇予約の必要はありません。

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※9/1(日)東海第二原発が危ない!防潮堤欠陥工事を中止せよ!

 第13波一斉行動…たんぽぽ舎の行動案内

 

 日 時:9月1日(日)14時より15時15分  (雨天決行)

 場 所:JR御茶ノ水駅…お茶の水橋口改札前と聖橋口改札前の2ヵ所

 内 容:リレートーク、ビラ配布、

     新署名「再稼働はダメ、廃炉を求める!」、

     横断幕・ノボリ旗でアピール

   第13波一斉行動の呼びかけは

   「東海第二原発いらない!首都圏ネットワーク」です。

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※9/4(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!

                            2つの行動=定例は第1水曜です。

 

1.第74回日本原電本店抗議行動

 

  東海第二原発の防潮堤は「設計も施工も」無理とごまかしだらけ

  欠陥工事による防潮堤は大地震・大津波に役立たず

  小手先の補修工事でなんとかなるものではない

  日本原電は再稼働をあきらめ、いますぐ廃炉を決めよ!

 

 日 時:9月4日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1) 

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

      ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

 

  ☆第75回は、10月2日(水)17:00より18:00です。

 

2.「第132回東電本店合同抗議」

 

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 

 日 時:9月4日(水)18:45より19:45

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体

 

   ☆第133回は、10月2日(水)18:45より19:45です。

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※9/7(土)青木美希さん講座「原発と再生エネルギー」

 

 お 話:青木美希(ジャーナリスト、作家)

 日 時:9月7日(土)14時より16時 開場:13時30分

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)  ◇予約受付中

     たんぽぽ舎 電話 03-3238-9035 か

     「ヤフーメール」<tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

     ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。

     受付番号をお伝えいたします。

 

 大人気の青木美希さんをお呼びして、「原発と再生エネルギー」に

ついて最新の情報をお話しいただきます。是非ともお越しください。

 「なぜ日本は、原発を止められないのか」も人気大躍進の著書で、

当日販売も予定しております。お楽しみに。

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※9/14(土)第2回藤原寿和さん講座

 「福島第一原発事故による健康被害の原因は

  テルル・化学毒と放射能毒の複合汚染」

 

 お 話:藤原寿和さん(福島原発事故被害放射能毒・

                   化学毒原因裁定を求める会)

 日 時:9月14日(土)14時より16時 開場:13時30分

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)  ◇予約受付中 9/7と同じです

 

 2011年3月11日、東電福島第一原発過酷事故により撒き散らされた人

工放射能廃棄物を、私達は浴びせられてしまいました。

 特に核分裂生成物=テルルは放射能毒、化学毒をあわせ持ち、このた

め、小児甲状腺がんを始め多種多様な今までにない病気が増えています。

 これは「放射能毒・化学毒=複合汚染による原子力公害」と認定させ

なければなりません。

 ※第3回は、10月12日(土)14時より16時です

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┗■1.「原発新増設の費用を電気料金に付加」

 | 原子力産業の延命のためにさらなる国民負担の導入

 └──── 上岡直見(環境経済研究所代表)

 

 新聞でも報道されたが、原発の新増設の費用を前倒しで国民から徴収

する制度が検討されている。(※1)

 

 安全対策費の高騰・建設期間の長期化・後処理費用の増加などで、原

発の新増設はもはやビジネスとしては成り立たず、金融機関の融資も制

約される状態となっている。

 このため原発の新増設の費用を電気料金に付加して、前倒しで国民か

ら徴収する制度が計画されている。

 まだ検討段階で決定はされていないが、英国で考案された「RAB」

という制度を参考にしているという。

 

 原発はすでに直接・間接にさまざまな公的支援を受けているが、原子

力産業の延命のためにさらなる国民負担が導入されるおそれがある。

 

※これに関してオンラインセミナーが開催されましたが、メルマガが夏

休み期間のため紹介が間に合わなかったので、セミナー動画と報告資料

を紹介します。(※2)

 

(※1)朝日新聞電子版2024年7月24日

(※2)大島堅一(龍谷大学政策学部教授)

    緊急オンラインセミナー:原発建設費用を国民から徴収?

       RABモデルとは?(8/19)

         https://foejapan.org/issue/20240813/19899/ 

 

 

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┗■2.9/2(月)函館市大間原発建設差し止め裁判と

 | 第32回口頭弁論および裁判報告会のお知らせ

 | 弁護団報告:中野宏典弁護士、

 | 講演:後藤政志さん「大間原発は欠陥原発!直ちに建設中止を!」

 └──── 若木京子(大間原発反対関東の会)

 

1.函館市大間原発建設差し止め裁判第32回口頭弁論

  日 時:9月2日(月)15時より(抽選はない予定です。)

 場 所:東京地裁103号法廷

 

2.大間原発裁判報告と講演会

 日 時:9月2日(月)16時30分〜18時予定

 場 所:参議院議員会館 講堂

 弁護団報告:中野宏典弁護士

   「火山事象について、別件訴訟の証人尋問調書を踏まえた主張」

   「神戸秀彦先生の意見書に基づき、規制委員会の判断未了でも、

    民事上の建設差し止め・行訴法上の処分の差し止めの判断はで

    きる旨の主張」

 講 演:後藤政志さん

     (元東芝・原子炉格納容器設計者、原子力市民委員会委員)

     「大間原発は欠陥原発!直ちに建設中止を!」

 主 催:大間原発反対関東の会

     事務局(イロハネット)090−6517−3341 山本

 

―能登半島地震から分かった日本の全原発の過酷事故対策の欠陥―

 

 前回の裁判は能登地震の後で弁護団は急遽井戸弁護士を加えて内容が

変更されました。井戸弁護士は志賀原発2号機運転差し止めをした時の

裁判長でした。訴状はたくさんの写真も含めわかりやすく、この後で

どんな反論ができるのかと思いましたが、国側は「原告不適当」という

説を延々と主張しました。傍聴している私たちは能登地震を無視した暴

論に唖然としました。函館市に行けば海を隔てて、大間原発が見えま

す。何かあれば函館市が被害を受けるのは明らかです。

 どうして原告不適当でしょうか?

 

 今回は原子炉格納容器設計者であった後藤政志さんに講演をしてもら

います。後藤さんは「能登の地震の脅威は、避難ができないことだけで

はなく、原発の事故対策そのものができなくなることの方がより影響が

大きい」ということを指摘しています。逃げ出せないだけではなく、事

故を収束させるために応援に行く方法もなくなるのです。設計者として

原発の仕組みとともに「安全とは何か」という視点から原発が共存でき

ないということを話してもらいます。

 

 7月に青森市の大間原発反対現地集会に参加しました。函館からフェ

リーで大間に往復し、寿都・泊・豊富と回りましたが、集会するために

一坪地主の土地の草むしりから始めるなど現地の人たちは頑張っていら

れました。東京でも暑い日が続いています。どうぞご参加ください。

 

 

┏┓ 

┗■3.能登半島地震で核災害避難問題が注目、

 | 北野進「台湾の原発は延命すべきではない」

 | インド、マヒ・バンスワラ原発建設に対する村人の抗議 …など

 | 8/20発行「ノーニュークス・アジアフォーラム通信189号」

 └──── 佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム)

 

189号もくじ

・アジア初の脱原発実現を!―29年ぶりの台湾訪問―(北野進)

・北野進、台湾立法院公聴会・台湾大学などで講演、

 能登半島地震は「最後の警告」

・環境団体が公聴会を開催、日本の元議員が能登半島地震の

 二つの教訓を共有

・能登半島地震で核災害避難問題が注目、北野進「台湾の原発は延命

 すべきではない」

・台湾立法院、原発延長法案を採決せず

・ハンビッ原発寿命延長公聴会、6つの自治体ですべて取り消し

                      (小原つなき)

・インド、マヒ・バンスワラ原発建設に対する村人の抗議

                   (デカン・ヘラルド)

・ジャビルカの貴重な文化遺産が永久に保護される

       (グンジェイミ・アボリジニ・コーポレーション)

・ALPS処理汚染水を海に捨てないで! 海洋投棄を止める活動

 1000万円クラウドファンディングへの応援メッセージ

             (デイブ・スウィーニー、非核バターン

              運動、キム・ヨンヒ、イ・サンホン)

・「海風宣言」―2024 海といのちを守るつどい―

・パレスチナと8・6広島(田浪亜央江)

・玄海町「最終処分場に関する文献調査」住民不在で受け入れ

                        (石丸初美)

・能登半島地震から半年(中垣たか子)

・新潟県柏崎刈羽原発をめぐる状況(中山 均)

・「再稼働するな!」の声が26年ぶりに女川の街に響きわたる、

・この力で11月再稼働を止めよう!(舘脇章宏)

 

ノーニュークス・アジアフォーラム通信は、年6回発行。

購読料:年2000円。(189号 8月20日発行、B5判24頁)

見本誌を無料で送ります。連絡ください → sdaisuke@rice.ocn.ne.jp

 

 

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┗■4.海洋放出開始から1年、改めて処理汚染水を考える/

 | グローバルアクションの呼びかけ

 | (これ以上海をよごすな!市民会議)

 | 8/17(土)連続オンライントーク第10回に参加(参加者140人)

 └──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎)

 

◎ 「これ以上海を汚すな!市民会議」の武藤類子さんから海洋放出差

止訴訟の現状について説明がありました。

 6月13日の第2回口頭弁論は被告東電・国の意見陳述の番でしたが、

次回第3回は、原告の全面的反論が行われます。10月1日福島地裁に

皆様のご参加よろしくお願いいたします。

 

◎ フィジーからの参加者(エペリ・レスマさん、太平洋ネットワーク

の方)の発言のなかに、(通訳はアジア太平洋資料センターの田中

さん)、日本政府がマーシャル諸島やフィジー島の太平洋諸国にイン

フラ投資(道路、橋、フェリー)をすることによって、そうした国々の

政府が最近日本のアルプス処理汚染水放出に理解を示すような発言に

変わってきたという発言がありました。

 

 太平洋諸国は貧しいからインフラを整える予算に乏しいことに目を

付けた日本政府のやり方だとエペリ・レスマさんは怒っていました。

 そういえば、そういう新聞記事を最近読みました。太平洋諸国の政府

も汚染水海洋投棄に反対だったはずでおかしいなと思っていました。

 

◎ 原子力市民委員会の細川さんは、東電がやっていることは低水準の

『科学』だと言っていました。

 「汚染水をガイガーカウンターで測っていたり、ヒラメのトリチウム

を測定するのに、海と違う状態で(海草も泥もない、水槽において)育

てたりしている。自然の海にいる魚を分析するのでなければ意味がな

い、海外からも批判されている。ストロンチウムは濃縮するから泥や魚

を測定すべきだ。』

 

◎ 北海道がんセンター名誉院長の西尾正道さんは、一参加者として発

言して、「トリチウムはエネルギーが小さいから危険でないと政府など

は言っているが、放射線の強さが問題ではなく、水素として細胞に入り

込み長くとどまるのが問題である。特に脂肪細胞に多く入る。脂肪細胞

は乳房や脳に多いので、乳がんや脳の病気の原因になる。常にベータ線

を出し続けるのみならず、崩壊してヘリウムになれば細胞が死ぬ。』と

言ってました。

 

 

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┗■5.【読者からのつぶやき】(仮タイトル)

 └──── 

 

☆能登半島地震が起こり、「南海トラフ地震注意」が出て、

 住民注意の前に、自分らが、「原発止めよう」だろう。

                      (F.A  神奈川)

 

☆日本の食料自給率は38%だそうだ。

 戦争になったら、輸入に頼っていた食料はどうするのだろう?

 コオロギでも食うか?             (J.S 千葉県)

 

☆一枚のハガキが父さんを兵隊にし、

 一枚のハガキが父さんを「英霊」にした。   (K.A 新潟県)

 

 

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┗■6.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 

 ◆みんなで考えよう原子力空母

  原子力空母交代を問う3000人市民アンケート8/24報告集会

 

日 時:8月24日(土) 開場13:00 開会13:30

場 所:総合福祉会館7階・第1音楽室(京急汐入駅5分コースカ隣)

主 催:原子力空母母港化の是非を問う住民投票を成功させる会

     横須賀市大滝町1-26 清水ビル3階 横須賀市民法律事務所方

     電話:046-827-2713  FAX:046-827-2731

入場無料、予約不要

 

 今年2024年は原子力空母ロナルド・レーガンが米国に帰り、それと交

代に次の原子力空母ジョージ・ワシントンを横須賀に配備される予定です。

 この交代はあと10年は横須賀で原子炉が稼働し続けるという新たな

提案で、これに対する私達市民の意見が問われねばなりません。

 そこで「住民投票を成功させる会」では、原子力空母の是非を問う市

民アンケートを行い、多くの方のご協力により、4000名を超えることが

できました。

 その集計、分析結果を発表、発信する集会を開催しますので、お誘い

合わせのうえ、ご参加下さい。

 

 

 ◆ほんまなほさん「性、性別、そして労働:生きるための

  表現をめぐって」(フェミニズムのためのベーシック講座第4弾)

 

講 師:ほんまなほさん

      (大阪大学COデザインセンター教授、パフォーマー)

日 程 8/28. 9/4. 9/11. 9/18. 9/25 全5回講座

    すべて水曜日で19:00より21:00

第1−4回まで完全オンライン開催、第5回のみハイブリッド開催

主 催:ふぇみゼミ

お申込み・詳細 https://b4fz2024.peatix.com/

 

 かつて、労働はつねに〈うた〉とともにありました。金銭の授受に

よって支配されていない場所で、性と性別をめぐるゆたかな表現が人々

をむすびあわせ、わらい、なみだ、ねがい、ちからの、わかちあいを支

えてきました。

 ニューヨーク、沖縄、八重山、九州、大阪・釜ヶ崎。異なるとき、異

なる地域を旅しながら、表現とともにある労働、そして、わたしたちに

とっての生きるための表現について、ともに探究しましょう。

 

 

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┗■7.新聞より5つ

 └──── 

 

 ◆東海第二原発 安全対策工事 2年余延長へ 防潮堤不備 茨城

 

 日本原子力発電(原電)東海第二原発(茨城県東海村白方)の再稼働に

必要な安全対策工事で、原電が完了時期を9月から2026年12月まで2年

余り延長する方針を固めたことが20日、関係者への取材で分かった。

 不備が見つかった建設中の防潮堤について、原電は「実質的な造り

直しになる」と説明していた。

 

 新たな完了時期が明らかになるのは初めて。関係者によると、原電は

15日の社内会議で工期の延長を決定。翌16日に一部の関係機関に方針を

伝えていた。

 東海第二の工期延長は2020年1月と2022年2月に続き3回目となる。

 

 東海第二では昨年6月、防潮堤の鋼製防護壁を取り付ける基礎部分の

工事で、柱の強度を向上させるためのコンクリートが複数箇所で充填

(じゅうてん)されていないことが判明。骨格となる鉄筋の変形も確認

され、工事が中断した。

 

 原子力規制庁は7月、基礎部分の設計を抜本的に見直し、建て直しを

含めて検討するよう原電に要請。これを受け、原電は不具合箇所を基礎

の構造として活用せず、防護壁を支える柱の中心部の強化や周辺地盤の

改良などで安全性を確保する計画を示していた。

 原電は安全対策工事の9月完了について、村松衛社長らが「非常に厳

しい状況」との認識を示しながら、現行の計画自体は変更せずに維持し

続けてきた。(中略)

 

 原電の方針に対し、茨城県の担当者は「工期延長に関わらず、東海第

二原発の再稼働の判断には影響はない」と強調。

 「有識者による安全性の検証と原発周辺自治体の実効性のある避難計

画が策定された上で、県民と原発30キロ圏の首長、県議会の意見を聞い

て判断する」と話した。

 原電は茨城新聞の取材に対し、「現時点で工程に関して新たに知らせ

るものはない」とコメントした。

           (8月21日「茨城新聞クロスアイ」より抜粋)

https://www.47news.jp/11365777.html 

 

 

 ◆「原発活用」国民負担重く 事故対策強化 コスト上昇

  米企業試算 再生エネの3倍超

 

 原子力発電のコストが上昇している。米国の最新の試算では、既に陸

上風力や太陽光より高く、海外では採算を理由にした廃炉も出ている。

 日本政府の試算でもコストは上昇傾向だ。年度内にも予定されるエネ

ルギー基本計画(エネ基)の改定で、原発を活用する方針が盛り込まれ

れば、国民負担が増えると指摘する専門家もいる。(鈴木太郎)(後略)

             (8月21日「東京新聞」朝刊1面より抜粋)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/348660 

 

 

 ◆ハマス、米のガザ停戦案に難色 「戦争長引かせる目的」と批判

 

 パレスチナ自治区ガザ地区の停戦交渉を巡り、イスラム組織ハマスは

18日、声明を発表し、仲介国の米国が提示した停戦案は、恒久的な停戦

やガザからのイスラエル軍の完全撤退を拒否するネタニヤフ首相の要望

に応じたものだと指摘し、難色を示した。今週にも再協議が予定されて

いるが、交渉の行方は予断を許さない状況だ。

 ハマスは、イスラエルが新提案を通じて、ガザとエジプトとの境界沿

いなどでの軍の駐留継続を求めており、捕虜交換においても新たな条件

を設けたと主張。

 その上で「(ネタニヤフ氏が)仲介国の努力を台無しにし、戦争を長

引かせる目的で、新たな条件と要求を設定している」と批判した。

        (【エルサレム】8月19日「毎日新聞」朝刊1面より)

参考

https://mainichi.jp/articles/20240819/k00/00m/030/016000c 

 

 

 ◆人道支援関係者 280人以上が死亡 昨年10月以降

 

 国連人道問題調整事務所(OCHA)は19日、パレスチナ自治区ガザ

地区での戦闘が始まった昨年10月以降、ガザで280人以上の支援関係者が

死亡したと発表した。多くが空爆の巻き添えになったと非難した。過半

数が国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職員で、

ほとんどがパレスチナ人。

 世界的にも、2023年の1年間に33カ国の紛争地で、任務に従事してい

た支援関係者計280人が亡くなり、過去最悪を記録した。半分以上は10月

以降に死亡しており、ガザの死者数急増が原因だとみられる。

 2024年の世界の死者数も8月7日時点で172人を記録しており、危険な

状況が続いている。

      (【エルサレム共同】8月21日「毎日新聞」朝刊2面より)

 

 

 ◆【近事片々】より

 

 ・言いたくもなる。「本の表紙だけ変えても、中身が変わらないと

  ダメだ」。

  党のご都合主義で総裁候補に推された伊東正義元総務会長の苦言。

 ・でも、防災グッズは売り切れの災害大国・日本。

               (8月16日「毎日新聞」夕刊1面より)

 

━━━━━━━ 

※【動画アップの紹介】

 

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

  https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3 

 

・20280807 UPLAN 第73回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議

 行動・第131回東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=ZOYN9sjbF1w 

・20240729 UPLAN 子どもたちを放射能から守ろう!子ども脱被ばく裁判

  第2回最高裁要請行動と学習会

 https://www.youtube.com/watch?v=E14e03hkvEA 

・20240703 UPLAN 第72回とめよう!東海第二原発

 日本原電本店抗議行動 第130回東電本店合同抗議行動

 https://www.youtube.com/watch?v=Kk-GXsTFiyQ 

・20240625 UPLAN【原子力規制庁院内ヒアリング】

                 東海第二原発防潮堤欠陥工事

 https://www.youtube.com/watch?v=lBmPX40JEQM 

・20240617 UPLAN 【ヒューマンチェーン・講演・シンポジウム】

          司法の劣化を許さない〜最高裁共同行動

 https://www.youtube.com/watch?v=M3kHSR1PqY8 

・20240601 UPLAN 辻野弥生「なかったことにはできない 関東大震災・

 知られざる悲劇・福田村虐殺事件」

 https://www.youtube.com/watch?v=fdoN-AfiuCg 

・20240518 UPLAN たんぽぽ舎35周年記念講演

 木原壯林さん「老朽原発うごかすな!稼働原発は即時停止を!」

 村上志保さん(東海村村議)「私が東海村で取り組みたいこと」

 https://www.youtube.com/watch?v=1qs20ZxENP0  (約2時間)

・20240427 UPLAN 川口正昭「群馬県追悼碑撤去問題を考える」

 https://www.youtube.com/watch?v=-hRld857H5o&t=6s 

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震と津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震」

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg 

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発」

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU 

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発は廃炉に〜

 地震・津波は止められないが原発は止められる〜今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw 

 

☆広瀬 隆…私のYouTube「ロックフェラー財閥シリーズ第26話」で

 5月5日、「チェルノブイリ原発事故と放射能の基礎知識」を掲載。

 https://youtu.be/rRg2bq8B-Dk 

・ソ連の“ウラルの核惨事”と“キューバ・ミサイル危機”大事件に

 ついては「ロックフェラー財閥シリーズ第25話」

 https://youtu.be/6g2-jh1J9JU 

・“スリーマイル島原発事故”の被害とイギリスの“ウィンズケール

 再処理工場”による海の汚染は「ロックフェラー財閥シリーズ第24話」

 https://youtu.be/4XFzySIQi10  ぜひ、ご覧下さい。

 

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震と原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

 

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

 

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

 

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

 

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

 

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 

5.【読者からのつぶやき】(仮)

 ☆字数は2から4行位(70文字から140文字程度)、

  タイトルも付けて下さい。

 ☆テーマ:原発関連、「今、悩んでいること、困っていること」、

  ガザへの思い、ウクライナについて、政治の腐敗について、

  武器輸出問題、パンデミック条約…等々

 ☆投稿者名は、ペンネームも可能です。名前の後ろにかっこで

  在住県名を入れて下さい。

 

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上、全て掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

 

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの

  「メルマガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

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  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

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  あります。

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