<続> 新宿御苑汚染土再利用反対署名にご協力を! | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

24日、都議会で漢人あきこさんがこの問題を取り上げ質問しました。

録画はこちら→https://www.gikai.metro.tokyo.lg.jp/live/video/230224.html

緑の党の運営委員、東京都本部共同代表です。

市民の声を聴取、反対集会にも参加しての質問作成で、歯切れの良い発言に胸のすく思いでした。

が、答弁はいかにも論点を避けて時間稼ぎをしている感が否めず。

欲しい答えは出ませんでした。

でもこの汚染土問題では一つ前進。

今朝のNHKニュース

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230225/k10013990461000.html
環境省:除染土の再生利用 福島県外での実証事業 年度内開始は見送り

 

とりあえず延期になりましたが、選挙前だから?という声もあり、警戒しています。

引き続き、取り組みを続けるのでどうぞ署名の方、よろしくお願いします。

 

ところで、このNHKニュースの末尾で、計画の「意義」として福島だけに負担を強いないというようなことが語られました。

東電の電気を使ってきた都民としても気になるところではありましたが、レイバーネットの動画を観て、福島の方がコメントを寄せてくれました。

〔新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに反対する会〕さんより「勇気をもらった」とのことで転送

 

じっくり見させていただきました。メディアが取り上げない問題に切り込むいい番組でした。

今日の番組で、新宿区も所沢市も「汚染土を福島の人たちだけに背負わせるわけは行かない。私たちも貢献しなければ」と発言していると聞いて、唖然としました。事故を挟んで、2007年4月から2013年3月まで6年間(事故後は2年間)、福島に住んでいましたが、そんなことを頼んだ覚えはないですし、そんなところで勝手に引き合いに出されること自体、すべての福島県民に対する冒涜であり侮辱です。

私が知っている福島県民(運動関係者でない人含む)の中に、そんなことを考えている人は1人としていません。むしろ「こんな思いをするのは私たちだけでたくさん。他県の人には経験してもらいたくない」と言う人ばかりでした。

「福島第1の電気を使っていたのは首都圏の人たちなのだから、首都圏も負担を分かち合え」などという人を時折、見かけます。しかし福島県民の総意は違います。「今となっては福島第1の電気を誰が使っていたのかは関係ない。金のために原発を誘致しようという

流れができたときに、きちんと反対せず、止められなかった私たち福島県民が悪い。原発を作らせなければこんなことにならなかった」「私たちが犠牲になることで、次を生まなくてすむのであれば、私たちが最後の被ばく者でいい」……運動関係者でない人を含め、こんな声しか私は2年間、聞きませんでした。

 

 

レイバーネットTV 179号案内 : NO!新宿御苑に放射能汚染土。

http://www.labornetjp.org/news/2023/0220kokuti

・視聴サイト https://labornettv.org

<テーマ> NO!新宿御苑に放射能汚染土

ゲスト : 平井玄(新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに反対する会世話人)

    まさのあつこ(ジャーナリスト、『あなたの隣の放射能汚染ゴミ』著者)

司会 : 根岸恵子

 

続けて会の報告が届きました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

〔新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに反対する会〕です。

 

◆昨日、環境省申し入れに行ってきました。

 参加された方々、たいへんおつかれさまでした。

 部屋中に熱気のあふれる集会でメディアも多く、世話人一同

 一層思いを強くすることができました。

(朝日新聞及びまさのあつこさん取材記事ご参照)

 https://drive.google.com/file/d/1YtEMspa_sRN26eMVSTdGv5RR6C_gLdSJ/view?usp=sharing 

  大きな論点として住民説明会のあり方、放射能汚染物の集中管理の

原則等のほか、以下を問いました。

〇土壌に含まれる放射性核種について、セシウム134と137しか

 測定しない、その科学的根拠は何か?

〇「特措法」には除去土壌の「処分」と書かれており、「再生利用」とは

  書かれておらず法的根拠がない。根拠を示せ。

 (法的に「処分」と「再生利用」は明確に分けて扱われているもの)

 

   これらについて明確な回答を要請していきます。

https://note.com/masanoatsuko/n/n78471a080185 

 

 ◆「実証事業」は年度内は見送りとなりました。

 

   みなさまのおかげで年度内は見送りとなりましたが、

   今後にむけてまた気を引き締めていきましょう!

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230225/k10013990461000.html

 

 

◆環境省は「実証事業」についてすでに昨年契約済でした!

 

  2/21の衆議院予算委員会で日本共産党の笠井亮議員の質問により

  環境者は、すでに昨年11月18日に 

『除染土壌等減容化・再生利用技術研究組合』と契約済みであることが

 わかりました。

 契約金額は5億4千120万円です。

 当該組合は 大手ゼネコン関係者が代表理事や理事をつとめる組合です。

  

 

 ※環境省への申し入れ報告集会 やります。

3月4日(土) 四谷地域センター 12F 多目的ホールにて

  参加費:無料

17:45会場   18:00開始   19:15終了

 

 ※署名もよろしくお願いします

  (郵送先を加筆したものを添付します)

 https://drive.google.com/file/d/1R0Z3sFxI6kpSFrTgUSrH6XMNHv3MQzg_/view?usp=sharing

 

〔新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに反対する会〕

 世話人:伏屋(新宿代々木市民測定所)

 levelzero@earth.email.ne.jp