◆パブコメに意見を出そう(締切3月17日)  甲状腺被ばく線量モニタリング実施マニュアル案   | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

◆パブコメに意見を出そう(締切3月17日)
 甲状腺被ばく線量モニタリング実施マニュアル案
 「マニュアル案」ではモニタリングの目的は達成できず、絵に描いた餅
 http://www.jca.apc.org/mihama/bousai/pubcomme20230224.pdf

原子力規制委員会は2月15日に、「甲状腺被ばく線量モニタリング実施マニュア
ル案」を了承し、パブコメが始まっています。締切は3月17日です。

今回のパブコメは、原発事故時に避難所等で行う甲状腺被ばく測定についてで
す。甲状腺被ばくに関する重要な問題ですので、意見を出していきましょう。

パブコメはこちらから出せます。
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=198022213&Mode=0

美浜の会では、下記で問題点をいくつか紹介しています。参考までにお送りします。
(パブコメ提出の注意なども書いています。)

◆「マニュアル案」ではモニタリングの目的は達成できず、絵に描いた餅
 http://www.jca.apc.org/mihama/bousai/pubcomme20230224.pdf

1.測定はするが、肝心の「被ばく線量の推定方法」等は「今後の検討課題」
  これでは「マニュアル案」の目的は達成できない
2.測定結果は本人に知らせるべき
3.簡易測定は「立地道府県等」で実施できるのか
4.避難所で簡易測定の場所が確保できるのか
5.測定の対象者を19歳未満の者、妊婦及び授乳婦、乳幼児に限ってはならない
6.詳細測定を実施するスクリーニングレベル(基準値)は高すぎる
  基準値の毎時0.2μSvは、甲状腺等価線量で100mSvに相当

2023.2.25
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
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