<原発短信> 21日の原発束ね法案閣議決定は延期! | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

みなさま、

原子力資料情報室の松久保です。

今朝の閣議後、岸田首相が経産大臣と環境大臣にたいして、予定されている原発運転期間延長などを含む法案については、原発の安全規制について説明できる準備をしたうえで閣議決定を行うべきと指示したとのことです。


これをうけて21日に予定されていた閣議決定は流れました!

与党手続きはすでに完了済みの法案で閣議決定が延期されるのは極めて異例でしょう。

この間の市民の問題提起の成果です。

廃案まで押し切っていきましょう。




https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000288102.html

岸田総理 原発利用について「国民の不安払しょくのため説明できる準備を」と指示

[2023/02/17 12:50]

岸田総理大臣は、高経年化した原発の利用ついて国民に丁寧に説明する準備を進めるよう西村環境大臣らに指示しました。

 西村環境大臣:「本日閣議後、岸田総理から、原子力の運転期間については、安全が全てに優先するという方針であるなかで、国民と皆様の不安を払拭していくためにも、国会審議などを通じてしっかりと説明ができる準備を進めたうえで法案の閣議決定を行うべき。今回の政策措置の趣旨について、丁寧な説明のプロセスを進めるとともに、新たな安全規制の具体化、的確な安全審査に向けた官民の体制整備を進めること。こういう御指示が私と西村経済産業大臣にございました」

 西村大臣によりますと、17日の閣議後、総理から指示を受けたということです。

 この総理指示を受けて西村環境大臣は、17日午前10時すぎ、片山啓原子力規制庁長官を環境省に呼んで、総理の考えを伝達しました。