政権交代が必要なのは、総理が嫌いだからじゃない
ーー私たちが人口減少、経済成熟、気候変動に対応するために
田中信一郎 (著) 現代書館
内容紹介
今の政治や経済、社会の停滞のメカニズムを分かりやすく解き明かし、アベノミクスや「反緊縮」とは前提を異にする、まったく新しい見地からの経済政策と社会のビジョンを提示する。人口減少時代を迎え、従来の人口増加時代の経済認識やアプローチを転換させることが不可欠であり、インフレ誘導や国債発行などの対症療法ではなく、政策決定過程の透明化や民主化等を通じた根治的な経済・社会の体質改善が迫られていることを丁寧に説く。 もう「野党支持者には対案が無い」なんて言わせない!
田中信一郎(たなか・しんいちろう) 千葉商科大学基盤教育機構准教授、博士(政治学)。 明治大学大学院政治経済学研究科博士後期課程修了。 国会議員政策秘書、明治大学助手、横浜市、内閣府、内閣官房、長野県、自然エネルギー財団などを経て、2019年4月から現職。著書に『国会質問制度の研究』(日本出版ネットワーク)、『信州はエネルギーシフトする』(築地書館)などがある。