「凍結させることが目的ではない」?! F1凍土遮水壁はどうなっているのか記者会見(まさのあつこ) | 脱原発の日のブログ

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F1凍土遮水壁はどうなっているのか (1)2016年4月11日会見

 

福島第一原発の事故現場を抱える東京電力の汚染水対策は、ますますコントロール不能に陥っている。毎週月曜日夕方に東電本社で行われている記者会見で、5月16日には、ついに白井功・原子力・立地本部長代理が、汚染対策の最も大きな柱である「凍土遮水壁」はそもそも「凍結させることが目的ではない」と言い始めた。

「汚染水を増やさない」ための「氷の壁」だったが?

そもそも、凍土遮水壁とはなんなのか。東電は「凍土方式による陸側遮水壁 よくあるご質問」として、次のような説明を載せてきた。

Q1.陸側遮水壁って何?

A.1~4号機の原子炉建屋群の地下には、一日におよそ400トンもの地下水が流れ込み、原子炉を冷却した後の放射性物質を含んだ水などと混ざり、汚染水となって溜まっています。陸側遮水壁は、原子炉建屋群の周りに氷の壁を築き、大量の地下水の流れ込みを事前に防ぐことで、汚染水を増やさないようにする対策のひとつです。

解説動画「汚染水への取り組み~凍土方式陸側遮水壁~」でも同様の説明を行っており、「配管などの埋設物が多い現場であっても、透き間なく塞ぐことができる」ことがウリで始まった工法だ。経産省が決定し、建設費320億円とも350億円とも言われる税金が投入される事業である。

 

出典:東京電力「凍土方式による陸側遮水壁 よくあるご質問」

「山側」からのはずが「海側」から、「完了」のはずが「開始」

1年前の「福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ(案)」(2015年6月12日)では、「陸側遮水壁については、山側より凍結を開始し、2015年度内に凍結閉合を完了させる。その後も、建屋から汚染水を流出させないよう、水位管理を行う」(10頁)とした。2016年3月末までに凍結が開始する予定だった。

それから1年、その期日は過ぎ、実際には二つの変化がある。

(1)「山側より凍結を開始」する予定が「海側」からとなった。

(2)2016年3月末までに「凍結閉合を完了」ではなく「開始」した。

東京電力と鹿島建設はこの変更には触れず、3月31日に凍結を「開始」したことを「陸側遮水壁閉合(第一段階)の開始について」(2016年3月31日)として公表した。その計画には、3月31日~5月半ばを「フェーズ1」として「海側:100%、山側約48%」を、また7月上旬までを「フェーズ2」として「海側:100%、山側約95%以下」の凍結と書いている(以下、緑の楕円と本文)。

 

疑問を晴らすための質問とその回答

「山側」から凍らせるはずだった計画が、「海側」から凍らせて汚染水を増やす結果になっていることへの不思議を、凍結開始から半月後(4月11日)と1カ月半後(5月16日)の2度にわたり、上記計画に照らして改めて疑問をぶつけてみた。

以下は4月11日の質問と回答である。ただし、ご留意をいただきたい点がある。質問の意図は疑問の解消にある。試験凍結を通して凍結困難な箇所があると判明した現実に照らし、山側から始めると凍結が完了しないことが発覚することを避けるため、海側からの凍結を始めたのではないかと疑い、その疑いを晴らす(または証明する)ための質問である。読みやすくするために小見出しを追加した。

凍土遮水壁について、疑問を晴らすための質疑(4月11日東電会見)

(Q=筆者、A=岡村祐一・東京電力原子力・立地本部長代理)

Q:1~4号機の地下階の漏えい経路を調べたり確認した経路はありますか?

A:はい。タービン建屋や原子炉建屋もそうですが、建物からどこからどれだけ具体的に、地下水が入ってきているか、そういった調査はなかなか現場の制約もありまして、しきれておりません。

が、状況証拠と致しましてはタービン建屋、原子炉建屋を作るときに、たとえばタービン建屋の壁に穴をあけてそこから配管を出したり、あるいはたとえば、電気ケーブルですとか言ったものは、トレンチ等で接続して開閉所とかいろいろなところに持っていく、そういうトレンチとのタービン建屋との接続点ですね、そういったところの止水をしながら静水を保つが、そういったところが地震等でズレるんじゃないか、いろんな可能性も指摘されております。そういったところから地下水が入り込んで、かつては1日300トンから400トンの地下水の流入があったということであります。

「完全な氷の壁で地下水の流れを完全に堰き止める」

Q:凍土遮水壁とタービン建屋、原力建屋との関係の基本的な考えで、念のための質問ですが、ドライアップをしようとしているのが、根本的な最初の概念だったと思うんですが、そのための凍土遮水壁であると理解しているのですが、そこは間違いないですよね。

A:はい。汚染水の対策、最終形態といたしましてはそういう形になろうかと思います。

Q:ですよね。だけど原子力規制委員会の方からストップが入って山側から閉めるということはやっていなくて、海側から閉めることになったのが、なぜなのか、全然分からないんですけれども。要は、ドライアップしたいが、できない理由は心配の懸念があるわけですよね。外から中に色々なとこから入ってきていると。すると遮水壁を作ったところで、要は山側から先に閉じてしまうと、凍土遮水壁に効果がないということが分かってしまうわけですよね。で、ここまで間違いないでしょうか。

A:ちょっとご理解が違っていているように思います。我々の説明が悪いのかもしれませんが、まずは凍土遮水壁が、凍土遮水壁自体の設計のイメージというのは、完全な氷の壁で地下水の流れを完全に堰き止めると。地下水は流れやすいところ、流れにくいところありますんで、流れにくい地下水も全部貫き通して、完全な氷の壁を作ると、そういうコンセプトになります。

したがいまして、今、現時点で壁がない状態であれば、地下水の高さよりも、タービン建屋の中にある汚染水が低いようにしているんですけども、その水の高さ、水頭圧ぶんだけ、水が、タービン建屋の中に入ってきてしまう、この状態をやっぱり改良、改善したい、変化させたいということはあります。そのために、グルリと囲って、完全な壁を作って囲ってしまうと、地下水が壁の内側に流れ込まなくなりますんで、どんどん地下水の水位が下がるということになります。

さきほどご懸念の建物の中に入ってくる水が、無くなっていくという方向になります。そこが一番のポイントになります。

「貯めて管理していた汚染水がなくなってしまう」

Q:もし、そうだったとしたら、ドライアップできるからそれでいいじゃないですか。

A:ドライアップは最終形態はそれを目指していますが、もう一つ、ポイントなのは、海側から凍らせる、山側から凍らせるという議論がなぜ出たかといいますと、いきなり、中が空っぽ、地下水が空っぽになってしまうと、せっかく貯めて管理していた汚染水が回りの水がなくなってしまうので、外に出てきてしまう、そういう懸念、リスクというものがありませんかといのが国の規制委員会の・・

Q:それは汲み上げればいいわけですよね。今もそうしているように。

A:汲み上げればもちろんいいんですけれども、じっくりと時間をかけて段階を追ってやらないと危険が高い、危険性が高いというふうに評価いただいています。

Q:危険性が高いと言っているのは、建屋の中の水位が高くなると外に漏れ出してしまうという理屈だと思うんですが、おっしゃっているように、もしも(凍土壁で)止めて止まるんだったら、どんどん中は低くなっていくわけですから、外に漏れ出すと言っていることとまったく矛盾しているんですよね。

A:おっしゃっていることが理解しかねますけれども、建物の中に汚染水が貯められています。

Q:はい。

A:貯めている汚染水のレベルよりも高いところで地下水が今いるので、中に水が入ってきます。

Q:はい。現在はそうですね。

A:そこから回りに氷の壁を作ると

Q:入ってこなくなるから。

A:入ってこなくなるんですが、その入ってこなくなる地下水が減りすぎちゃうんですね。いきなり。そういうリスク、可能性についてそれは危険であるので。

凍る速度が上回ると「タービン建屋の汚染水が流れ出」す?

Q:どうして危険なんですか。

A:タービン建屋の汚染水を汲み上げる物理的な速度だとか。それからさきほど、高温焼却路建屋プロセス建屋ありますけれども、汲み上げる場所の制約だとか、やっぱりペースがあるわけですね。

Q:はい。

A:それを上回ってしまった段階で、タービン建屋の汚染水が流れ出してしまいます。そこをゆっくり段階的に進めてくださいというふうに言われています。

Q:そうするとですね。ゆっくりという段階というのは、いついつまでにどういうペースでというのは聞いてもそれは出て来ないわけですよね。凍る時には凍ります程度のことでしかなくて、そのスピードというのはコントロールできているスピードではないですよね。

A:いえ、工程表をお示しして、だいたい海側が一ヵ月半ぐらいから効果。それからその次の段階からなりますと、数ヵ月あとです、そういった時間をかけてゆっくりと凍っていくことが、試験凍結の実験でも理解して、あの、データをお出ししておりますので。

Q:分かりましたでは、長くなりましたので、一ヵ月半後にまた聞きます。

仮にこの説明が、「メルトダウンした燃料からの被ばくリスクから作業員を守りたいから、水による遮蔽効果に期待し、高濃度汚染水のほうがメルトダウン燃料よりもマシだから貯めたまま維持したい」というものなら理屈としては理解ができる。

しかし、上記の説明では、汚染水を汲み上げる速度と場所に制約があり、凍る速度が汲み上げよりも上回って汚染水が流れ出ないようにするために、水位管理のために、わざわざゆっくり凍らせているのだという意味に取れる。

あたかも凍らせる速度が管理できているという想定があるようであった。

そこで凍結開始から1カ月半の5月16日月曜日に再度、この問題を尋ねにいくことにした。

F1凍土遮水壁はどうなっているのか(2)2016年5月16日会見 へ続く


F1凍土遮水壁はどうなっているのか (2)2016年5月16日会見 

 

以下は、3月31日に海側から凍結を開始した陸側遮水壁についての5月16日の質問と回答で、既報(F1凍土遮水壁はどうなっているのか(1)2016年4月11日会見)からの続きである。読みやすくするために小見出しを付けている。

凍土遮水壁について、疑問を晴らすための質疑(5月16日東電会見)

(Q=筆者、回答者 原子力・立地本部長代理の白井功氏と岡村祐一氏)

Q:遮水壁の件なんですけれども、木曜日(5月12日)に会見された時に資料がいろいろ出てきてそれに関してなんですが、木曜日に読売新聞の方が一度質問されていますが、3月31日に海側の遮水壁を凍結し始めて5月の中旬に効果が発現するということでしたが、一個一個確認させていただきたいんですが、5月の半ばまでで、第一段階の「フェーズ1」で、海側は全面が凍結するということでしたが、凍結できたんでしょうか。

白井:木曜日の会見でもお話しさせていただいていると思いますけれども、温度を監視をしておりまして、温度につきましてはだいぶ温度が下がっているといったことは確認できたといったことを説明させていただいているかと思います。で、今、凍結の結果ということで、水位の状況につきまして、現在、評価をしているところといったことになります。

凍結「お約束しているということではございません」?!

Q:確認ですが、じゃ、全部聞きますけど、「海側全面」と「北側の一部」と「山側部分先行凍結箇所」が「同時に凍結する」(下記資料)という予定だったんですが、温度は0度に近づいているが、凍結はまだという理解でよろしいですね。

白井:まず部分先行凍結のところは、そこは凍結するというふうにお話ししていることはないかと思います。あくまでも効果が出はじめるといった点で、あくまでも工程の、工程というかスケジュール的な意味合いで出しているといったことになります。

あの、一ヵ月半ですべて凍るといったことをお約束しているということではございません。

Q:でも3月の資料に「これにより山側の閉合範囲は山側総延長の約48%となる」という表現とか、さきほどの「「海側全面」,「北側一部」,「山側の部分先行凍結箇所(凍結管間隔が広く凍りにくい箇所)」を同時に凍結する」ということで、それが効果が発現するのを境にして「フェーズ2」が始まることになっているんですが、では、「フェーズ2」は始まったんでしょうか。

白井:「フェーズ2」につきましては、監視検討評価の場で規制庁さんと相談、あの、ご説明さしあげてございますけれども、規制庁に説明をしてご理解をいただいてから、その次の「フェーズ2」に移行するということで結論を得てございます。まだ「フェーズ1」の今、評価をしている途中でございますので、「フェーズ2」は始まっておりません。

試験凍結「設備が安定的に動くかどうか」

Q:では計画通りにいっていないということだと思います。確認ができました。ありがとうございます。

もう一つですが、4月11日、約一ヵ月前ですが、岡村さんが会見してた場で私質問させていただいたんですが、質問の趣旨としては、ドライアップするため山側から凍結すべきではないかという質問をさせていただきまして、海側から凍結をするのは、山側から凍結すると凍結しないことがバレてしまうので、海側からやるんじゃないかと思っているので、そうではないのであれば、答えてくださいというニュアンスで質問をさせていただきました。

で、そうするとドライアップというのは、最終的な形態、目指すところであるというのが岡村さんのお答えだったのが一つと、ただし、いきなり中を空っぽにしてしまうと、汚染水が外へ出てしまうリスクがあるなので、凍結のペースを調整しているのだというお話しだったんですよね。

そんなコントロールができるんでしょうかという意味で確認しますけれども、その時は1カ月、数ヵ月、試験凍結の実験の結果、そういった調整ができるようになったんだというニュアンスで岡村さんはお答えになっていらっしゃいましたけれども、実際に、今回、コントロールできているというふうには思えないんですけれども、予定通りにいかなかったということは、実験結果で、調整が、凍結のスピードが調整できているということは言えない、ということを現時点では言えるということでよろしいでしょうか。

白井:まず試験凍結で、それによってきちんと設備が安定的に動くかどうかといったことを確認するものでした。ですのでそれによって凍結するペースを確認するものではございません。

もし、そういうふうな誤った説明があったとしたら申し訳ないんですけど、多分、そういった説明はしていないかと思います。

ですので、試験凍結の結果通りにいっていないから、今回失敗しているのではないかという話ではないと思っております。

「山側の方からやった方が云々ではなくて」?!

Q:ご本人いらっしゃるので、岡村さんに。

白井:あとでよろしいですか?

Q:よくないです。要は税金を投入して、汚染水をこれ以上増えないようにしましょうということをやっているわけですよね。(参考:東電「凍土方式による陸側遮水壁 よくあるご質問)それだったら山側から凍結するのが本来のあり方ではないですかということを聞いているんですけれども。

白井:すいません、あの平場での話ですか、ぶら下がりでの話ですか。

Q:平場での話ですので、録音も残っています。

白井:そういうふうに理解されている方は誰もいらっしゃらないと思います。

Q:質問した私本人が理解できないので、岡村さんに一応、確認します。そういったニュアンスでお答えになっていたと思うんですけれども、凍結するペースを調整しながらやるんだと。だから海側からやるということでお話しされたと思うんですけど、違いますか。

岡村:えっとご説明します。前回のご説明はそういう趣旨で説明したのではございません。え~と、規制委員会の規制庁さんとの監視検討評価の中で議論させていただきながら、この凍結のさせ方というのを設計して参りました。

その目的は山側の方からやった方が云々ではなくて、しっかりと慎重に汚染水、タービン建屋、原子力建屋の汚染水が、地下水と逆転して外へ出てしまわないように慎重に凍らすことが重要であると。

もう一点は、慎重にやるというステップは、海側の方からまず凍らせていきながら、水位の効果、変化の出具合というものを現物をもって確認していくべしということが結論づけられていますので、当社の方もそういった形で進めていくことになります。

「結果として建屋に入ってくる水の量は増える」

Q:分かりました。ということは、もう海側からやることによって汚染水が増えるという状態をこれからも続けていくことでよろしいんでしょうか。凍結ができるまで。

白井:基本的には海側をまず先行して、凍結をさせて、それによって、タービン建屋側、特にタービン建屋側ということになると思いますけれども、そちらの水位が上昇すると、その結果として建屋に入ってくる水の量は増えるだろうといったことは予想してございます。その結果、その後、建屋全体を凍土で囲むことによって、囲むことができれば、水位が下がってくるということを予想しております。

Q:いったん最後にしますが、そうすると陸側遮水壁の山側も、5月の半ば、もう半ばを過ぎたわけですが、半ばから凍結を開始するという予定が示されていましたが、それもまだできていないということでよろしいでしょうか。

白井:さきほどご説明した通りです。

Q:あとでまた質問させてください。

(略)

Q:先程の続きで、1点だけ確認なんですが、凍土遮水壁の評価は、さきほど白井さんおっしゃったように、水位が上がっていくということ、汚染水が増えるので水位が上がっていくということはもう周知のことだと思うので、ですね、評価をする場合に、水位ではなくて、凍結率で評価をするべきだと思うのですが。そういう方向でよろしいんでしょうかね。

白井:まず、質問の最初の「汚染水が増えていくから水位が上がる」というのはちょっとなんのことを言っているか、私、理解ができない。

Q:じゃぁシンプルにい・・・)

白井:地下水の水位が上がるので汚染、建屋に流入する水が増えてくると、そういったことかと思います。

「凍結させることが目的ではない」?!

Q:凍土壁の効果の評価をするにあたって水位ではなくて、凍結率で評価をするものだと考えますが、その理解でよろしいですか?

白井:いや、実際に凍結しているかどうかというものは、実際に氷を直接見ることはできません。あくまでも1メートル、あるいは1.2メートルおきの凍結管に対して、測温温度を測る測温管はだいたい5メートルピッチ(おき)です。そこで測っている温度での評価になりますので、直接、どこが本当に凍っているかどうかといったことは確認することは非常に困難かと思います。

あと、そもそも、凍結させることが我々目的で陸側遮水壁を作っているのではありません。あくまでも水の流れを遮ることによって建屋への入り込む地下水を減らそうということが目的です。ですので、建屋の水位が上がるということで、その効果が現れるといったことが確認できれば、よしとする内容であって、1%凍らないから失敗だとか、そんな話をする内容のものではないと考えています。

「凍結の効果がでたから水位が上がってる」

Q:水位があがったら、それで凍結がされたはずだと想定するという、そういう考え方ですか。

白井:凍結の効果がでたから水位があがってるんだろうというふうに考えるということです。で、これ水位が上がるだけではなくて、逆に下流側では水位が下がる、ですから水位差がつくことによって評価をすると、そういった説明を今までにもしているかと思います。

Q:分かりました。また後で聞きます。

「地下水を減らす」ことが目的で始まった、汚染源・原子炉建屋をグルリと囲むはずの陸側凍土遮水壁だったが、2016年5月16日の時点では、回り回って真逆の「凍結の効果が出たら水位が上がる」という理屈になっている。そして効果は凍結率ではなく「水位差がつくことによって評価をする」と言う。

 

 

 

 

 

 

※写真や図表は転載しませんでした、また

末尾に関連記事資料がありますので、詳細は直接ご覧ください。

 

http://bylines.news.yahoo.co.jp/masanoatsuko/