グリーン・アクション メルマガ3.31号 | 脱原発の日のブログ

脱原発の日のブログ

12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

■グリーン・アクション メールマガジン
http://www.greenaction-japan.org/
2011年3月31日発行
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皆様へ

放射線による被曝量は、私たちが普通に生活を送る中で
積み重なって増えていくものなので、安全基準値を上げずに低く設定することが、
長期的な健康という観点から非常に大切です。

また、放射線の影響を受けやすい乳幼児と胎児をできるだけ汚染から遠く離れた
安全な場所に避難させることも大切です。

グリーン・アクションは今、他の団体と協力して、
これらのことを国会議員と国に直接働きかけています。
また、海外のメディアを通して働きかけることも行っています。

是非、多くの方に市民の要望内容をお伝えください。
よろしくお願い申し上げます。

グリーン・アクション  代表  アイリーン・美緒子・スミス
グリーン・アクション      スタッフ一同


○3月28日に参議院会館会議室において、厚生労働省と交渉がありました。
内容は、3月24日に168団体が提出した公開質問状に対する回答です。
このときの様子は、美浜の会のHPに詳しく報告されています。

アドレスはこちらです。
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/mhlw_kosho110328.htm

○この時の交渉を踏まえ、交渉参加者一同は、
8項目の要望書を総理大臣と厚生労働大臣に提出しました。

8項目の要望は、以下の通りです。
1.20~30km範囲の「積極的自主避難」は無責任。直ちに避難指示を出すこと。
線量に応じて避難範囲を拡大すること。

2.今回の事故によって住民に晩発的に現れる生命・健康への影響を明らかにするため、
外部被ばく、大気中のヨウ素などの吸入による内部被ばく及び食品・飲料水からの被ばく
の全体について、集団被ばく線量を随時計算して公表すること。

3.放射線作業者への基準値引き上げ(250mSv)を撤回すること。

4.モニタリング調査を拡大し公表すること。特に、
・各地の土壌汚染について、1平方メートル当たり何ベクレルかを測定し公表すること。
・甲状腺の内部被ばく線量を測定し公表すること。測定条件を明らかにすること。

5.直ちに住民の被ばく・健康調査を実施し、長期にわたって健康管理を行うこと。

6.食品の暫定規制値を緩和しないこと。
現行の暫定規制値でも住民に大量の被ばくを強要するものだ。

7.農業・酪農従事者への被害補償、移転補償を行うこと。

8.全体的に、公衆の線量限度である年1ミリシーベルトを厳守し、
それを満たすような措置をとること。

3月28日厚生労働省との交渉を踏まえた要望書は、
グリーン・アクションのHPにもアップしています。
アドレスは、こちらです。
http://www.greenaction-japan.org/modules/wordpress/index.php?p=480

○全体的に、公衆の線量限度である年1ミリシーベルトを厳守し、
それを満たすような措置をとる必要があります。
その理由は、美浜の会のHPに詳しく描かれてあります。
ご覧ください。アドレスは、こちらです。
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/kisei_kanwa_hantai110329.htm


要望書の英訳、当日の報告書の英訳が
FUKUSHIMA UPDATE(英語)にアップしています。

【Petition】 Radiological Impact of Fukushima Daiichi Nuclear Disaster
? Petition following negotiations with Japanese Ministry of Health,
Labour, and Welfare

http://fukushima.greenaction-japan.org/2011/03/30/radiological-impact-of-fukushima-daiichi-nuclear-disaster-petition-following-negotiations-with-japanese-ministry-of-health-labour-and-welfare/


Japan’s Ministry of Health, Labour and Welfare’s position concerning
Fukushima Daiichi radioactive releases

http://fukushima.greenaction-japan.org/2011/03/31/553/


○グリーン・アクションの英語のFUKUSHIMA
UPDATEの中から。
朝日新聞の記事:福島の野菜農家が自殺 摂取制限指示に「もうだめだ」を、
英文に翻訳して紹介しています。
http://fukushima.greenaction-japan.org/2011/03/30/a-vegetable-grower-in-fukushima-commits-suicide-after-restriction-on-vegetables-i-cant-take-it-anymore/


●グリーンピースの声明
3月28日プレスリリース
避難地域の設定に科学的な基準を—グリーンピース声明
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/pr20110328/

●グリーンピース ブログ 放射線調査1日目 ——現場レポート
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/1/blog/33958

●関東各地の環境放射能水準の可視化
@Greenpeace Beautiful infographic illustrating ?Sv/h dose rates:
http://microsievert.net/

●福島原子力発電所関連のニュースは、こちらが便利です。
http://www.47news.jp/47topics/e/200026.php

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皆様の暖かいご支援により、グリーン・アクションは活動できております。
ここに改めて御礼を申し上げます。
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