3.4(金)中国電力による上関原発の工事強行を止めるための緊急集会 | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

エネジーグリーン社(母体は環境エネルギー政策研究所)竹村英明さんのブログ
http://blog.goo.ne.jp/h-take888/e/f7a21caa5575bb174c855cc13c6ccbe2
から、全文転載します。

【以下転載】
本日は緊急集会の情報を流します。

田ノ浦で、連日中国電力による強引な工事が強行されている中、首都圏ではマスコミ報道も少なく、政府はどんどん原発推進姿勢となり、何かができないかと考えていらっしゃる方は多いと思います。
上関どうするネットとして24日に国会議員をまわり、とくに(原発反対・慎重派である)民主党議員にどうして海江田経済産業大臣を動かせないのかとの話しをする中で、その方々が皆さん同じように思い悩まれていることを知りました。

質問する材料があれば(経産省等に対抗できる資料)質問をするとか(すでに数名が経済産業大臣や海上保安庁に対し質問をされています)、経産省を呼んで交渉すると言われた部屋もありました。
民主党が政権にあるということが、いまは逆にこういう議員の手足を縛っています。(政務官であったり、党幹部であったり、連合から縛られたりと)
そこで自由に動いても構わないという議員だけでも「オモテに出よう」と田ノ浦の埋め立てを再考させる議員の会のようなものを作ろうという提案もありました。
そしてもっとも緊急にすぐできるし有効と思えたのは、服部良一議員の緊急院内集会の提案でした。

「工事の安全配慮を求める」という「弱いトーン」ですが、7名の国会議員が中国電力に申し入れをされています。
衆議院の阿部知子(社)、石田三示(民)、稲見哲男(民)、服部良一(社)、山崎誠(民)、吉泉英男(社)、参議院の平山誠(無)の7名です。
この日は、福島みずほ(社)さんが中国電力本社に、河野太郎(自)さんが田ノ浦の現場に行かれました。
国会議員も少しずつですが、動き出しています。

そこで下記のように、3月4日(金)の午前中に緊急院内集会を行なおうと思います。
あと1週間もありませんが、埋め立て工事を止めるためには、1週間でも待てないほどです。
もっと早くやりたいのですが、国会も3月2日までは予算をめぐる激しい攻防の最中になるようで、この日程となりました。

すいませんが、下記の情報をどんどん広げてください。

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緊急院内集会企画書
タイトル: 中国電力のよる上関原発の工事強行を止めるための緊急集会
日時: 3月4日(金)11時~12時(多少の時間延長は可能)
会場: 衆議院第1議員会館 地下1階大会議室
交通: 地下鉄丸の内線「国会議事堂前」下車徒歩1分。地下鉄有楽町線「永田町」駅下車徒歩5分。

2月21日より上関原発の工事が強行されています。 原発予定地で抗議を続ける祝島島民と支援の人たちを強制的に排除し、多数の台船を動員して、取水口予定地付近に石や砂を落としはじめました。予定地・田ノ浦には、たくさんの絶滅危惧種の生物が行きています。カンムリウミスズメもスナメリもクロサギもいて、多くの学者や自然を愛する人々がこの海を埋めることに反対し、祝島の人々は29年間も反対運動を続けています。
建設計画の発表から29年。すでに計画時点とは社会も経済情勢も変わり、必要性もなくなっている原子力発電とひきかえに、この貴重な海を破壊してしまって良いのか。それを問うために私たちは緊急集会を呼びかけます。
集会では、工事強行の現場で取材された鎌仲ひとみさんに映像を含め、現地の様子を伝えていただきます。
国会に、この状況を伝え、政策を動かすため、ぜひこの集会に参加してください。

◯参加費は無料です。
◯衆議院第1議員会館に入るときに「荷物検査」を受けてください。ロビーに通行証を持ったスタッフが立ちます。

プログラム
10:30 会場(受付開始)
11:00 開会
11:05 上関原発の建設計画概要と問題点(原子力資料情報室)
11:15 工事強行に対する抗議行動(現場取材報告/ビデオ映像 鎌仲ひとみ)
11:25 現地からの報告(祝島島民の会/カヤック隊など予定)USTで中継
11:35 その他報告(交渉中)
 弁護士(山口地裁判決について)
 科学者(生態系への工事の影響について)
 現地に応援にかけつけた皆さんの報告
11:50 国会議員報告
11:55 今後への提案
12:00 終了(予定)
(多少の延長はあります)

呼びかけ団体
上関どうするネット、原子力資料情報室、グリーンピース・ジャパン、フクロウの会、ふぇみん婦人民主クラブ、大地を守る会(以上確定)
◯呼びかけ団体への参加をお願いします。
後援(打診中):週刊金曜日、デイズ・ジャパン

<この緊急集会についての確認事項>
1.呼びかけ団体を募ります。
2.呼びかけ団体は並列とし、「上関どうするネット」が事務局を担います。
3.呼びかけ団体の任務は、集会の案内をともかくも広めることです。
4. 会場定員は150人なので、100人以上を集めることをめざします。
5.呼びかけ団体は、この緊急集会後も継続的な国会議員への働きかけのために連携します。