またまた大阪市廃止・特別区設置(いわゆる大阪都構想)について | 真の国益を実現するブログ

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11月1日の住民投票が近づいてきました。
反対・賛成どちらが優勢かはよく分かりませんが、大阪市の廃止を目指す側は思いの他接戦と読んでいるのか、姑息な作戦や嘘が止まりません。

たくさんあるのですが、2点挙げておきます。
①8月下旬の話になりますが、今回の住民投票では「大阪市廃止」の賛否が問われ、それ以外の何ものでもないにもかかわらず、投票用紙案の説明を受けた松井一郎市長は「『大阪市を廃止』ではなく『大阪市役所を廃止』とできないか」と異論を唱えたとのこと。最終的には、市選管の4人の委員の判断で、変更しないとなりました。
https://www.asahi.com/articles/ASN9766Y9N97PTIL011.html
彼らは「大阪市廃止」の賛否を問う住民投票にもかかわらず、「いわゆる大阪都構想」の賛否を問うかのように争点を偽っています。
これは、「大阪市廃止」の賛否であるなら、ほぼ大阪市民の大半が反対することが分かっているからですね。


②過日行われたTVでの討論会で、松井市長は「大阪市の決算ベースの平均」から試算した財政シミュレーションとして上振れのグラフを示しながら、「都」構想により特別区の財政は大幅な黒字が続くと主張しました。それに対して、日本共産党の山中智子市議団長が「法定協議会にも一度も出ていないものだ」「一体誰が作ったものなのか」と追及。松井市長は「これは維新で勝手に作っているわけじゃない」「大阪市の財政当局が計算したもの」などと“反論”したのですが、その後、大阪市財政局は作成・検討・説明した経過はないと回答があったとのこと。
松井氏の発言は嘘だったことが明らかになりましたね。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-10-24/2020102404_03_1.html
大阪市財政局は文書で回答しています。回答書には「大阪市長松井一郎」の署名、これ笑えますね。

<次のtwitterより転載>
https://twitter.com/ssoshu/status/1319047307132719104?fbclid=IwAR2UpotFz8N6YoVn6c6vhpLeTbesd7b_u2Nj4fIAFFEWEyV-0pGcRi40lDk

松井市長は22日の記者会見で、「役所に確認した決算の数字の平均値をとって維新が作成したもの」と認める一方で、「何が問題なの」と開き直ったようですが、かなり焦ってますね。
嘘やデマでしか、賛成に誘導できないのでしょう。

1週間後、大阪市、ひいては日本の運命が決まります。反対に投票して、大阪市を存続させましょう!


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