大阪市を廃止して四つの特別区に再編する、いわゆる大阪都構想ですが、このままいけば、11月1日に2度目の住民投票が行われるようです。
https://www.asahi.com/articles/ASN7X6QPNN7XUTFK00W.html
大阪府の吉村洋文知事は8月21日の府議会代表質問で、新型コロナウイルスに関する府の独自基準「大阪モデル」で非常事態を示す「赤信号」が点灯しても、11月1日に予定通り大阪都構想の住民投票を実施したい考えを示したとのこと。自民党の原田亮府議の質問に「重要な指標だが、点灯したから必ず延期するとは考えていない」と答えています。
https://www.asahi.com/articles/ASN8P625LN8PPTIL00T.html
そもそも新型コロナウイルスに関する府の独自基準「大阪モデル」では、コロナ禍で今以上に重症者が増大したとしても「赤信号」にはならない(※)とも言われていますが、そこは置いておくとしても、この発言はあまりにも酷い。
自分達の野望である何のメリットもない、いわゆる大阪都構想実現の方が、府民の生命より上だと言っているのと同義でしょう。
(※)黄色信号点灯から25日以内に重症病床使用率が70%以上になった場合にのみ「赤信号」が点灯。既に黄色点灯から25日は過ぎているので、今後、重症病床使用率が70%以上になっても赤信号は点灯しない。
<自民党大阪市会議員 前田和彦氏のFB投稿より>
https://www.facebook.com/kazuhiko.maeda.50/posts/3115274885238027
いわゆる大阪都構想に関しては、このライターの松本創氏のツイートがずばり本質を抉り出しているかと思います。
https://twitter.com/MatsumotohaJimu/status/1296989562498031617
とにかくも、コロナ禍がなかったとしても、5年前に反対多数で否決された、何のメリットもないいわゆる大阪都構想の住民投票を再び10億円以上かけて実施するなぞ、正気の沙汰とは思えません。狂気です!