昨年は、我が国において、ケルトン教授等の来日もあってMMT(現代貨幣理論)が脚光を浴びました。
並行して解説本もたくさん出版されましたが、その多くが浅薄な理解に基づく粗雑な内容であったように感じています。中には、自らの理論を補強する材料として、曲解したものも少なくなかったように思います。
そのような中、分かりやすく正確な入門書が3月に出版されていますので、紹介しておきます。
望月慎氏著『図解入門ビジネス 最新MMT[現代貨幣理論]がよくわかる本』
特に、経済や財政を論じる方には、第9章「MMTによって防ぐことができる様々な誤り」を読んで欲しいですね。