橋下維新を擁護する高橋洋一の卑劣さ | 真の国益を実現するブログ

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 高橋洋一という橋下維新の施策やTPP等新自由主義的政策の擁護に余念がない、嘉悦大学の教授がいます。彼は2012年4月5日から大阪市の特別顧問にも就任しています。

 彼の橋下維新の政策に対する擁護は、今に始まったことではないのですが、過日11月16日配信の過『現在ビジネス』において、「大阪ダブル選目前! 結局「橋下以前」と「橋下以後」、大阪の経済はどう変わったの?データで読み解く橋下府政、本当の「実績」」と題した論を寄稿しています。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/46380?page=2

 内容は、色々な経済統計を駆使して「橋下徹府政以降、大阪経済のパフォーマンスは改善している」としているのですが、これが詐欺的論考なのです。
 詳細は、経済評論家の島倉原氏が「大阪経済をめぐる詐欺的論考?(by 高橋洋一氏)」と題したブログで説明されています。次のリンクで読むことができます。
http://keiseisaimin4096.blog.fc2.com/blog-entry-123.html

 高橋氏作成の詐欺的なグラフがこれです。
 
 このグラフでは、橋下以前府政と比して橋下以降府政では、大阪府GDPの全国シェアが回復傾向にあるように見えてしまいます。

 しかし、GDP統計作成に当たっては、経済活動の定義や測定方法の変更が適宜見直される結果として、作成基準や対象期間が異なるGDP統計が複数存在していますので、通常は、そうした対象期間が異なるGDP統計をまたがってトレンドを分析する際には、「リンク係数」を掛け合わせるなどして、古い方のデータを補正して用いるのです(そうしないとデータの連続性が失われ、歪んだ結果が出てしまいます)。

 そして、島倉原氏が「リンク係数」を掛け合わせるなど適切な補正をして作成したグラフがこれです。
 <大阪府実質GDP(連鎖方式)の全国シェア>


 橋下徹府政以降、大阪経済のパフォーマンスは改善したなんて? どう見ても、そのようには見えませんね。

 大阪市特別顧問として、どのくらい報酬をもらっているのでしょうかね。
 高橋洋一氏は、ウィキペディアによると、2009年3月24日、“豊島園 庭の湯”(練馬区)で脱衣所のロッカーから現金や腕時計など約30万円を盗み、同年3月30日に警視庁練馬署に窃盗容疑で書類送検された(高橋が事実を認めた上で反省し、被害品も戻されているため書類送検となった)、とあります。
 少し前には、WEB上で泥棒報道のリンク先を見ることが出来たのですが、なくなってますね。

 まあ、橋下徹は言うまでもなく、周囲にも碌な人間がいません。


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