私は、左翼の決め付けも、右翼の決め付けも、両方とも嫌いです。右翼・保守ならば、「安保法案賛成、安倍支持」などと固定観念に縛られています。左翼も同じです。
別に、保守で安保法案反対、左翼で改憲に賛成の人がいてもよいはずですが、そういう人はいませんね。
彼らは、固定観念に縛られて、思索を深めることが無いのです。
私には、大勢のグループで一緒になって、喜んでいる大学のサークルのノリのように思えてしまいます。恥ずかしいですね。畜群のようです。
彼らは、少数派になる勇気が無いのです。
保守でも、自分で一生懸命考えた結果、安保法案に反対・将来的には脱原発・核武装に反対・・・などの考え方をしても良いと思います。
左翼でも、自分で一生懸命考えた結果、憲法改正に賛成・原発再稼働に賛成・国民皆兵に賛成・・・であっても良いと思います。
重要なのは、考える過程であって、「特定のポジション・特定の結論」に拘泥することではありません。
もちろん、考える以上は、それなりに論理的・客観的に考えて、哲学や経済学・軍事論などを多少は勉強する必要があるとは思います。
固定観念に縛られて、がんじがらめになって、右翼と左翼で完全に分断されて聞く耳も持たず、カルト化した右翼と左翼、そしてノンポリに三分されている現状を打破しようとするだけ、少数派を目指す覚悟を持った人の方が良いと思います。