ウォール街の言うことを受け入れるなら、政治家として終わりでしょう。 | 真の国益を実現するブログ

真の国益を実現するブログ

真の国益を実現するため、外交・国防・憲法・経済・歴史観など
あらゆる面から安倍内閣の政策を厳しく評価し、独自の見解を述べていきます。

 100%悪い人間などいません、一方完璧な人間もいません。同様に、完璧な政治家、そして総理大臣などいないと同時に、全ての政策が正しいという政治もあり得ないでしょう。当然、与党内での意見や野党との関係、他国との関係等をも考慮し、妥協せざるを得ないことがほとんどでしょう。

 しかしながら、外国の特定勢力の意見を考慮して、それを政策に反映するようなことがあれば、どうでしょうか。そして、その特定勢力が強欲なウォール街であるならば。 

 次のチャンネル桜の動画をご覧ください。【伊藤貫】アメリカと世界はどうなる[桜H26/3/20]
 30分40秒頃からと32分40秒頃から伊藤貫氏の安倍総理に対する感想が出てきます。

 なお、評論家の伊藤貫氏は、国際政治・米国金融アナリストとしてワシントンのビジネスコンサルティング会社に勤務。筆者は、米国の対日政策に関する分析に関しては、第一人者と考えています。


(30分40秒頃から)
『(安倍総理に関して)ちょっと、安易な形でアメリカとくっつきたがると、後もっと露骨に言うと、アメリカの投資銀行とかヘッジファンド、はげたかファンドとか、プライベートエクイティファンド、これ何かと言うと、私企業の株を3割とか5割とか買い占めて、自分の都合のいいようにリストラして、それで従業員を何万人も首切って、R&D(研究開発投資)予算を引っ剥がして、すると一時的に収益が良くなるように見える、それでもう一回株を売り払って、ものすごく儲けると。どうも、安倍さんを見ていると、これら投資銀行とかヘッジファンド、はげたかファンドとか、プライベートエクイティファンドを日本に呼びたがっているという印象を受ける』

  < 中 略 >

(32分40秒頃から)
『半年~8ヶ月くらい前だと思いますが、ウォールストリートジャーナルに書いたのか、僕が凄いと思ったのが、誰が書いたのか、ゴールドマンサックスが言ったから日本はこうするとか、ゴールドマンサックスの誰々さんがこうしたから日本はこうするとか。いいですか、一国の首相たる者が、たかがゴールドマンサックスのごとき投資銀行に、ヨーロッパの首相が、ゴールドマンサックスがドイツにこうしろと言ったらこうするとか、フランスも言わないわけ。安倍さんは投資銀行、ゴールドマンサックスから、はっきり言って立ち悪いわけ、ゴールドマンサックスが日本にこうしろって言って、日本もやりたいからやるって書いたわけ。これって何って感じ。』

 伊藤貫氏がいくら鋭い分析をする評論家と言っても、間違うこともあるでしょう、また、氏もあくまで推測で語っているのですが、次のような、実際に安倍政権下で進められようとしている施策を見ると、的を得た推測と考えざるを得ませんね。

①国家戦略特区 
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140417/plc14041718580013-n1.htm 
 海外からの投資を呼び込むため、雇用法令や外国人労働者受入れの規制緩和策が盛り込まれています。
②公的年金運用のゴールドマンサックス等外資への委託 http://www.nikkei.com/article/DGKDASFS01045_R00C14A4PP8000/
 公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、高収益の日本株を組み込んだファンドへの投資を始め、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントなど数社に運用を委託します。

 他、TPP参加への前向きな姿勢、移民20万人受入れ計画、グローバル人材育成計画等、日本国民を豊かにするためとは思われない、むしろウォール街、つまりグローバル多国籍資本のための施策のオンパレードですね。

 これは陰謀論ではありません。
 もちろん推測ではありますが、安倍総理はウォール街グローバル資本家の言うことを聞いておけば、政権は安泰と考えている(実際にそうなのかもしれません)。そして自らのグローバリズム礼讃思想と合致した結果ではないのでしょうか。

 とにもかくにも、ウォール街の言うことを受け入れるような方には政治家を辞めていただかないといけませんね。



よろしければ、一日一回バナーのクリックをお願いいたします。

にほんブログ村 政治ブログ 保守へ
ブログランキング