安倍総理が保守ではない理由 | 真の国益を実現するブログ

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安倍総理大臣は「保守」だと言われていますが、本当なのでしょうか?

そもそも、保守とは何でしょうか?

人間の能力や進歩、合理性には限界がある。人間には本能があり、絶対に変わらない部分がある。人間は必ず失敗をする。

こうしたことをちゃんと認識するのが保守の態度ではないでしょうか?

人間はロボットではありません。よって、深夜まで働かせるブラック企業とか、女性の出産や育児を無視した労働などは保守の立場からは認められないと思います。

また、付け焼き刃の議論で、「問題があるなら改革すれば良い」という態度も、保守ではないと思います。

何かを変えれば、必ず他のところに影響が出ます。微妙なバランスの上に、現実世界は成り立っています。

物事を変える、改革するには慎重でなければなりません。人間は全てを見通すことなど不可能です。

改革すること自体が悪いのではありません。

中には必要な改革もあるでしょう。小泉郵政や安倍信者のような、熱狂に乗じた改革や、色々な立場からの検討や批判なしに性急に進める改革がダメなのだと思います。

安倍総理は、自身のグローバリズムや構造改革のビジョンを絶対視し、自信を持っているように見えます。これは、合理主義には限界があることを認識しておらず、保守の立場とはいえないことを示しています。

安倍晋三という男は、断じて保守とはいえないと思います。




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