経済力とも関わってくると思いますが、やはり社会的地位も重要視されるようです。
まず、進化心理学者であるバスは、言うところの未開社会においては、大きな権力を持った男を「ビッグマン」、「ヘッドマン」と言い、その権力に付随する資産や特権が多いとされ、そういうものを持たない男よりも女性に人気があるのだとしております。
まあ、そうでしょうねえ。
かつてアメリカの元国務長官であったヘンリー・キッシンジャーは「権力こそ最も強力な媚薬だ」と言ったとか。
力は力でも、筋肉隆々のマッチョマンなら、かつては他の男たちと比べ獲物を捕ることにも長けており人気があったのでしょうが、現代のような社会にあっては、肉太的な力は、あまり重視されていないように思います。
やはり経済力、権力でしょう。
こういう力を持った男の方が、生まれた子を育てるにあたっても有利でしょうからねえ。クソ重いバーベルなんかを軽々と持ち上げたって、それで食えるわけじゃなし。それで生計を立てるとしたら、いっそ映画『道』に登場するザンバノのような大道芸人にでもなるしかない?
映画『道』
高須クリニックの、高須センセは、大学時代空手部の他に、アイスホッケー部なんかにも所属していたようですが、その女子マネージャーが数十人もいた、なんて言ってましたねえ。
医者なら、まず、まちがいなく食いっぱぐれがない、いや、むしろ高収入が望める、ってことでしょうねえ。
まあ、中には「俺は離島やへき地の無医村に行くんだ」なんて崇高な使命感を持った方もいるかもしれませんが、そんな方と結ばれてしまったら「俺ら岬の灯台守」じゃありませんが、それこそ「喜びも悲しみも幾年月」でしょう。
高い経済力、高い社会的地位にいる男なら、より良い食べ物、より良い住居、手厚い医療、さらには子供に高い教育を受けさせられるでしょう。
東大生の家庭の約40%は年収が一千万円以上、なんて調査結果もあるのだとか。家庭教師に学習塾、さらには有名私立学校と、その気になれば結構なお金がかかるでしょうからねえ。
それに引き換え貧乏な家庭の子は、そのスタートラインからして出遅れてしまう?
日本国憲法では「平等」という理念が高々と掲げられておりますが、んなもなータテマエでしょう。
できれば乗りたい玉の輿
なお、一夫多妻制が認められている社会ですと、経済力、権力を持った男は何人もの妻を持つことができるとされます。これに対し、そうでない男は一人の妻で我慢(?)しなくてはいけない。
もっと言いますと、最底辺の男ですと妻も娶れない、のだとか、
ちなみに、この一夫多妻制なるもの、男としては求めたがるものなんですかねえ。
一人の奥さんだって大変(?)だって言うのに、複数もいたらどーなるのか?
王侯貴族や、日本の大名なんかですと、それぞれの奥さんが産んだ子を、なんとしてでも後継者にしようと、それこそ血で血を洗うようなすさまじい争いもあるといいますし。
さて、この社会的地位には学歴というものもあると思います。確かに、学歴の高さと年収の多さは比例するようですし、高ければ高いほど世間体もいいということなのか。
「大卒の男以外は問題外」なんて言う方もいるようですし。
まあ、しかし、大学といってもピンからキリまであり、お金さえ出せば入れるような大学だってあるといいますからねえ。
また、大学の上の大学院卒、いっそ博士号を持っていた方がいい、とはいいますが、その専門によっては、さして高収入が望めないという方もいるようです。研究者や学者が皆、高収入であるわけでもない、と。
次に年齢です。
我々の社会にあっては、一定年齢にならないと年収も低いはずです。年収も少なく、貯金もないに等しい、なんて男じゃ、一緒になっても生活が苦しいでしょう。せいぜい30歳近くにならないと経済的にも安定してこないはずです。
ゆえに、女性は自身よりも年上の相手を求めるのでしょう。バスによれば全世界の平均では、夫と妻では、約3歳の年齢差があるのだとか。
それだけではないとは思いますが、夫婦にあっては概ね旦那の方が先に亡くなるはずです。生命保険はしっかりかけておくべきでしょうねえ。
余談ながら・・・。
嘘か本当かは知りませんが、悪妻というのは、旦那に毎日、旨いものを食わせる、なんて話があります。
して、なんでこれが悪妻なのかといいますと、このように毎日、旨いものばかり食っていますと、たいていは高血圧、糖尿病、肥満体質なんてものになるようでして、当然、粗食(健康食?)ばかり食わされている旦那と比べ早死にする率が高いのだとか。
逆に言いますと、粗食ばかり食わされている旦那は、実は奥さんに大事にされているということになる?
まあ、そう思った方が家庭円満のように思いますけど。
また、やはり若いと、人間的にも未熟ということもあるでしょう。厳しい社会を生き抜いてゆくには、相応の経験知識も必要になると思います。
こういう点からすれば、年齢というよりも人間的な成熟度も重視すべきでしょうねえ。中には年齢の割には未熟というような男もいますからねえ。
マザコン男とか。
よく「少年の心を持ったまま大きくなった」なんてことを肯定的に捉えることもありますが、感性ならそういうこともいいんでしょうが、生活面で、それでは危なっかしいように思います。
例えばの話、高学歴で高年収、さらにはそれなりにイケメンなのに、40歳を過ぎても独身でいる、なんて男もいたりもします。
して、思うに、やはり、そういう方は、そうなっている理由があるように思います。
最近は女性アテンダント(車掌)も増えております
でさー、これが久慈ありすでさー
この子は八木沢まいちゃんなんだよ
かわいいだろ
なーんて、鉄ちゃんだけならまだしも、そこにロリコンなんてものがくっついていたりもしますとねえ・・・。
住んでいるマンションに行ったら、部屋の中にこういったフィギュアだらけだった、とか。
他にも、例えば雑誌『ムー』とか、オカルト本が山のようにあったとか、でっかい仏壇がドーンと置いてあるとか(※ 某・仏教系新興宗教の信者のケース)、その男の母親らしい年配の女性がいて、
ミツオちゃん、この女、誰?
なーんてねえ。
これ、怖いと思います。