2004年作 ドローイング「花に風」
この間ネットで、ある画廊の宣伝コピーを見てたのよ。
曰く「生き方としてのアーティストになるか?
それとも職業としてのアーティストになるのか?」
なんて事が、その文章の中に書かれてあったのよ。
生き方としてのアーティスト?
これは、気楽で良いじゃない。
作品が評価されなくても、良いんだから
自己満足で良いんだから。
俺は初めて個展を開いたのは21歳だったのよ。
もう、まるっきり生き方としてのアーティストだったな・・・・
作品さへ作って発表できりゃ幸せだったのよ。
( 今でも変わんないな・・・)
職業としてのアーティストを意識しだしたのは
3年目ぐらいからかな・・・・
新聞の美術欄や美術雑誌に取り上げられたり
色んな展覧会から出品依頼がきだしたのよ。
決定的だったのは、俺の作品を買う人が出てきて
代金を小切手を貰ったのよ。
換金の仕方さえ知らないんで、画廊の人に
教えて貰ったのを覚えているぜ・・・・
でもさ、生き方としてのアーティストっていうのは
若い頃から、ずっと同じで
自然に周りがプロとして見出したんで
俺としたら、そんなの俺の知ったことか!
って言うのが本音だもんね。
でも職業としてのアーティストを意識してからは
良い意味でプレッシャーがあって、自分の作品に対してだけは
厳しくなっちゃった。いい加減な作品を他人に
見せられないじゃん。
それと「仕事」っていう言葉に違和感が無くなった。
確か、21,2歳の頃かな
アトリエへ行く時、向こうから来た尊敬する先生に
「ダテマキ君、仕事か?」て聞かれたのよ
作品を制作することが、その先生から言わせれば
「仕事」っていう事なのよ。
今にしてみれば、当たり前の話で、
俺もこのブログで、平気に「仕事」「仕事場」っていう言葉を
使ってるが、その時初めて職業としてのアーティストの
仲間入りできたと、感動したな。
生き方としてのアーティストか・・・
職業としてのアーティストか・・・
ひさしぶりに、マジに考えたぜ。
