「聖夜-6」 1998年作
昨夜、受験生のダイスケから電話があった。
例の自分の家のリビングの壁をぶち抜いた
野郎。
くわしくは、8月2日 959夜話「笑うぜ・・・・」を見て頂戴。
「先生、通りました!」
先日、彼は○○芸大の2次の推薦入試を受験しに
行ってきたのよ。
その前日に何点かの作品を持ってきたので
欲を言えばキリがないけれど
「これなら、合格するよ。」と言ってやったら
本当に合格しちゃった。
壁をぶち抜いてから半年か・・・・
彼は頑張ったと思うよ
それより嬉しかったのは、俺を信頼して
よく付いて来てくれた事だぜ。
それと、俺のレッスンの予想通りの
結果が出たこと。
我ながらまた男前の仕事をしたぜ!ニャホ!
レッスンの度に彼に言っていたのは
「俺は、お前なんてどうでも良い、
お前の親を喜ばしたいんだ。女手ひとつで
ここまで、お前を育てるのは並大抵の苦労じゃないぞ!」
もう、こうなりゃ浪花節の世界だぜ。
いつもはクールな俺が、何年かぶりで燃えたぜ。
本当、こんな下らないガキの受験でも
ドラマがあるのよね。
電話を替わった母親が受話器の向こうで
泣き声で「ありがとう、ございます・・・」って言っていた。
電話を終えて一杯飲みながら
「フン!仕掛けて、仕損じなし俺はプロだぜ」
とひとりで呟いたぜ。
とんだ自慢話になっちゃった。
あの頃、記事を読んでコメントをくれた読者に
ご報告でした!
