今日は、夕方の4時に、仕事を、終えて、
一杯、飲んで徘徊の予定だったんだ。
ところが、とび込みの仕事が、きて、そいつを、
かた付けてたら、5時に、なっちゃった。
予定外の事を、すると、疲れるぜ。
梅田に、出て、いつもの寿司屋で、熱燗じゃ。
アナゴに、ウニに、牡蠣(かき)を、つまんだら、
酔いも、手伝い、気持ちも落ち着いてきた。
でも、一時間ずれた、だけで店の、雰囲気が、
違うぜ。60ぐらいの爺と、いかにも水商売風の
おねえさんの、カップルが、多いんだ。
新地に、近いせいか、おねえさん方の客との同伴出勤らしい。
な~んだ。
そうこう、していたら隣の、カップルが、口論してるぜ。
「300万の、借金が、どうの、こうの・・・」
「あんな、男と手を切れ・・・どうのこうの・・・」
何とも、爺とおねえさんの、生臭い話が、
聞こえてくる。たまらんな・・・。
せっかく良い気分だったのに・・・。
勘定を済まして、さっさと、出てきちゃった。
さて、ひとつ上の先輩の、おねえちゃんが、個展の、
案内状を、よこしたので、淀屋橋まで、ちんたら行ったぜ。
おねえちゃん、そりゃ、駄目だろう・・・。
おねえちゃんは、不在で、作品だけ見て、さっと
帰っちゃった。
この、おねえちゃん、昔は、ましな、作品を、作っていたのに、
20年前に、この画廊と契約したばかりに、
年々、売り絵、ばかり描くように、なった。
今回なんて、ひどいものだ。もう、案内を貰っても、
行かないもんネ。
売れなくても、良い作品を、作り続けている人も、
いれば、売るためだけに、走り、駄目になっていく人も、いる。
まあ、人それぞれだから、何にも言わない。
また、言う筋合いじゃ、ない。
でも、とても、悲しいのは、事実だ。
その点、俺は、楽だな、売れるに、こしたことは、ないが、
自分の、好きな作品が、作れるし、
好きなときに、好きな場所で、発表できる。
作家は、自由でなけりゃ、意味ないじゃん。
本当、今日は、いまいちの、日だったな。