コントラストを辞書で引くと、「対照・対比」と出ていた。
どうも、日本語に訳すと、硬いな。
俺のようなフニャフニャには、
ピンとこない。だから、そのまんまコントラストで行こう。
(そんなの、どうだっていいじゃない。ところで何が云いたいの?)
焦るんじゃない。世間では、バレンタイン・デーとかで、アホな女ども
が、アホな男にチョコレートを配りまくる日らしい。
自慢じゃないが、俺はアホな男じゃないので、そんなの関係ない。
(欲しいくせに。何ツッパてるのバカじゃない。)うるさい!
ところで、俺がよく行くプールは、おもしろいぜ。
何がおもしろいかって、いつでも、空いていて(あたりまえだろ。
平日の昼間からプールで泳いでいる奴のほうが、変だろ)
ピチピチギャルや、元ピチピチギャル、はるか昔ピチピチギャルと
女性のコントラストな水着姿が見られる。
なぜか女性は、健康なことがお好きなようだ。
俺は「健康の為に・・・」なんて不純な事を考えて、何かを始めた
記憶が無い。「おもしろいか、おもしろくないか」それだけが、
判定基準だ。
このプール、生意気にも7コースもあって、初級、中級、上級
ファミリー・コース、歩行コースと分けてある。
俺が上級コースの、バタフライで、やたら水しぶきを立てているバカを
横目で見ながら、古式泳法に、のっとり日の丸の扇子を足の指で挟み
優雅に泳いでいると(ウソです、オーソドックスなクロールです。)
はるか向こうに、爺婆どもが、一列に並んで、虚ろな目をして
水の中を歩いているでは、ないか。
歩行コースは全て一方通行になっているから、まさに三途の川
を渡る爺婆の行列と化していた。
初めて見た時は、おもわず溺れそうになった。
その隣のファミリー・コースでは、ピチピチギャルがキャッキャッ
はしゃいでいる。
このコントラストが良い。まさに「死と生」「タナトスとエロス」だ。
阿倍野斎場(死体の焼却場)と飛田新地(遊郭)。
千日前は刑場跡にできた歓楽街。
大阪は昔から、このコントラストの妙を見せてくれる。
まさに「心中天網島」文楽の世界だ。
このプールにも脈々と大阪の伝統文化が受け継がれていた。
こうして俺は「死」と隣り合わせの「生」を愛しむように、
シャワーを浴びて、帰りに今宵の晩酌の食材を探しに行った。
なんでも良いけれど、バイクの宅配便さんも、読んでくれるんだって。
本当、与太話ばかりで皆様、申し訳ない。また明日もお楽しみに。
俺は、チョコレートはいらないから、酒をくれ。たのむわ。(バカだね。)