伊達家臣ゆかりの地を求めて、北海道へ。 後編。 | 伊達武将隊公式ブログ

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仙台・宮城の魅力を伝えるべく、
杜の都・仙台に蘇った伊達政宗公と家臣たち。
「ともに前へ、仙台・宮城・東北!」を合言葉に、令和の世へいざ出陣!


皆々、こんにちはじゃ!

伊達三傑「武」の武将、伊達藤五郎成実である。


昨日まで1泊2日で開催致した『伊達武将隊バスツアー番外編 北海道新幹線で行く!伊達家臣ゆかりの開拓地めぐり』。


二日目の旅の記しでござる。






二日目。


洞爺サンパレスリゾート&スパにて宿をとったわしら。
当然、朝夕の気温の低さは仙台の地以上。
されど旅の充実さからか、全くもって寒さを感じず、元気に朝を迎えた!
はっはっは………!!




宿を発って、向かうは登別

サンライバスキー場にて此度行うは"鹿の角"拾い
7~8年前から餌を求め、このスキー場へエゾ鹿が現れるようになったそうじゃ。
3~4月はその鹿の角の生え変わる時期、故に緑が広がるスキー場に鹿の角が無数に落ちておるとの由。

時期は違うが、此度は登別観光協会殿の粋な計らいにて、3~4月の角が落ちている様子を再現してもらった。





皆で鹿の角拾いを行い、一同建物内へ。
ここでは拾った角を使った花瓶製作なるものを体験致した。




予め用意してもらった全員分の角の中から、各々好きなものを選び、金ブラシや紙鑢を用いて角を磨く。

鹿の角の中央には空洞がある。
これはかつて血管が通っていた後なのだそう。
生えたての角は柔らかく、血管が通っておるが、徐々に固くなるにつれて血が通わなくなるそうじゃ。

角を土台へ固定し、空洞に乾燥花(ドライフラワー)を差して完成となる。

わしらも夢中で製作に取り掛かった。








次なる目的地は、白老仙台藩陣屋敷跡
ここはかつて伊達家臣:片倉家の家臣団が拓いた土地にござる。
仙台藩ではここ白老の地を中核とし、国後島・択捉島におよぶ広大な土地の開拓と警護を担っておった。

地形を巧く利用し川や土塁で内郭や外郭を築き、およそ120名の藩兵が警護にあたっておったようじゃ。







近くには塩釜神社や愛宕神社といった故郷仙台の地の神社を分祀し、築いておったそうな。







再び登別へ向かい昼餉をとり、その後向かったのは登別市郷土資料館
建物の外観は片倉家ゆかりの白石城を模しておる。





ここでは、片倉家家臣たちの登別開拓についての資料をはじめ様々な展示物が並んでおった。

開拓に至るまでの経緯、それにまつわる貴重な話など多くを学ばせてもらった。







登別市郷土資料館を見終えたところで帰陣の時間と相成り、一路新函館北斗駅へ。
各々土産の品を吟味し、北海道新幹線にて帰路についた。











此度のバスツアーでは北海道伊達市や登別市、白老など各地にて多くの出会いがあり、絆を育んだ。

されどこの縁は、仙台の地から北の大地へと渡った先人たちの多大なる功績があればこそ。
それを我らは忘れてはならぬ
語り継がねばならぬ

再び北の地へ訪れる際は、さらに深く開拓の歴史を探りたいものじゃ。


参加されしお客人方々、そして此度の機会を与えてくれた宮交観光サービスに心より感謝を申し上げる。





実際にその土地に足を運ぶこと、あらゆることを体験することは、己のかけがえのない財産となる。

来月10/9(月)に開催の『片倉小十郎景綱さまの出生地は? ルーツを訪ねる置賜旅』をはじめ、我ら伊達武将隊と行くバスツアーはこれからも続く。

皆々よ、是非参加されたし!
共に様々な旅を堪能致そうぞ!!