伊達家臣ゆかりの地を求めて、北海道へ。 前編。 | 伊達武将隊公式ブログ

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仙台・宮城の魅力を伝えるべく、
杜の都・仙台に蘇った伊達政宗公と家臣たち。
「ともに前へ、仙台・宮城・東北!」を合言葉に、令和の世へいざ出陣!


皆々、お晩じゃ!

伊達三傑「武」の武将、伊達藤五郎成実である。


昨日今日と1泊2日で開催致した『伊達武将隊バスツアー番外編 北海道新幹線で行く!伊達家臣ゆかりの開拓地めぐり』


此度の旅は………、
想像以上に、大変有意義なものであった





では、早速振り返って参ろう!



初日。


わしらは仙台駅から北海道新幹線へ乗車!
わしにとって初めての北海道新幹線である。
仙台駅での熱烈なお見送りや、新函館北斗駅で温かな歓迎も受け、旅への期待がより高まった!













北海道での移動は"北の星観光バス"に世話になった。

最初の目的地は、北海道伊達市は「有珠善光寺」。
到着するとそこには、此度わしが最も楽しみとしておった亘理伊達家第二十代当主伊達元成殿の姿が!
わしが現世に蘇り、ついに会うことが叶った。

元成殿の案内で、有珠善光寺の宝物館やその後向かった伊達市開拓記念館に所蔵されておる貴重な資料の数々を特別に見せてもらうことが出来た。
特に伊達市開拓記念館では400年前にわしが綴った"成実記"や"直筆の手紙"には驚きを隠せなかった。








(亘理伊達家所有の雛人形や我が父:伊達実元の甲冑などなど、どれも貴重なものばかりである!)


伊達市開拓記念館の隣に建つ、迎賓館も素晴らしきところである。
明治期に建てられた和と洋の両方を取り入れた建物であるが、単に優雅なだけではなく、造りや仕掛けなどについての細かな説明を聞かせてもらった。





最後に向かった大雄寺では、なんと!特別に御霊廟内の伊達成実公と伊達市開拓に尽力した亘理伊達家第十五代当主伊達邦成公それぞれの木造も見ることが叶った!
言葉が浮かばぬ程に、感慨無量であった。




伊達元成殿、此度は誠にありがとう存ずる。



宿は、洞爺湖近くの洞爺サンパレスリゾート&スパであった。

海の幸や大地の恵みをバイキングで堪能し、温泉でゆっくりと疲れを癒し、そして洞爺湖ロングラン花火大会を眺めた。
花火大会の模様はこちらを。






振り返ると、貴重な体験に満ち溢れた、充実の北海道バスツアー初日であった。


バスの車内でも、伊達元成殿は伊達市に関する様々なことを話してくれた。

開拓へ向け亘理町を発つ決意。
いざ蝦夷の地へ挑む覚悟。
温暖な気候や地形を見極め、町作りにかけた想い。
ひとつひとつが今日の伊達市に繋がっており、今尚それは息づいておる。

さながら、わしも北海道伊達市に居ながらにして、まるで亘理町に居るかのようなそんな感覚を覚えた。
それはきっと、北海道伊達市に住まう皆々は、町の開拓に尽力した伊達邦成のみならず、その祖となる亘理伊達家、強いては亘理町をもとても身近に、大切に思うてくれておるからだと、わしは強く感じる。


旅の記しは一旦ここまでと致そう。
続きは、追って沙汰致す!