※2024年5月1日訪問※
約4年振りに宮城県多賀城市の【多賀城跡】を訪れました

陸奥国府として機能していた多賀城は、その面積も非常に広大です

4年前に訪れた際に、中心部なども含めてかなり歩き回ったつもりではありますが、今回は前回訪問出来なかった箇所を少しではありますが散策してみたいと思います

今回訪れたのは多賀城の【南北大路跡】です


JR東北本線の国府多賀城駅の南口を出て、線路沿いの道を東側に歩いて行くと、住宅街の道路に不思議なアスファルト舗装された箇所が


アスファルト舗装の箇所から北側を見ると、東北本線の線路が見えますね🚃

南側を見ると、道路が真っ直ぐに伸びているのがわかります✨

一般的な住宅街の中の道路に見えますが、実はこの道路は多賀城に通じる【南北大路】の跡なんですね


【南北大路】の石碑が建てられていますので確認してみましょう✨
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多賀城政庁から伸びる中軸線上にある古代の大路跡であり、歴史の感じられる落ち着いた雰囲気の路として整備した。
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石碑から少し南側に歩いた場所には案内板も建てられていました✨

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南北大路と橋
南北大路は、多賀城の「朱雀大路」ともいうべきもので、奈良時代の終わり頃に幅18mで建設され、平安時代には23mに拡幅されています。
この大路を横断する河川から径30~60cmの橋脚が見つかり、この川に長さ21m以上、幅7mの橋が架けられていたことがわかりました。
この城南地区の新たなまち並みは古代のまち並みの上に作られており、その歴史的事実を後世に伝えるため、南北大路が復元されました。
これは史実を活かしたまちづくりの具体的な事業として将来は多賀城南門に至るメインストリートとなる予定です。
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