※2020年1月6日訪問※
徳川家康公銅像の裏手に有る見学ゾーン入口から西側に少し歩くと、【金箔瓦大量出土跡】という紙が貼られたコーンが


この地点からは大量の金箔瓦が出土したそうです

ただし、完全な形の瓦は出土しなかったという事から、意図的に破壊した上でこの場所に破棄した可能性が高いという事ですね



豊臣期と推測される天守台石垣と共に、金箔瓦が発見されたとの事で、
『秀吉が築かせた金箔瓦の駿府城を、後に家康が天守台もろとも破壊した』
という考え方も出来ますよね


こちらは【大御所家康期】の石垣と推定される部分です


手前の石垣が【大御所家康期】、奥の石垣が《秀吉天正期》の石垣と推測されます

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こちらは、【大御所家康期】の、本丸南西堀部分の石垣です


そして【大御所家康期】の天守台南面部分と小天守台の接続部分の石垣です



手前の石垣が【大御所家康期】の小天守台西側部分の石垣

奥に見えるのが《秀吉の天正期》の小天守台西側部分の石垣

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この辺りは、堀底から数段の石垣がしっかりと残されていますね


【大御所家康期】の天守台西南部分角の石垣もはっきりと見て取れますね




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