※2020年1月6日訪問※
天守台石垣の発掘調査現場を存分に堪能し、もう一度二の丸東御門が見たくなったので、東御門に向かって歩いていると、水堀と石垣の一部が見えてきます

こちらが【本丸南東水堀】です



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1896年(明治29年)の歩兵第34連隊の誘致に伴い、本丸堀は埋められましたが、1990年(平成2年)の発掘調査によりその位置を確認し、現在公開されているのは南東の角部分になります。
幅約23〜30mで深さは江戸時代には約5mありました。
石垣は荒割りした石を積み上げ、隙間に小さな石を詰めていく「打ち込みはぎ」と呼ばれる積み方です。
角の部分は「算木積み」という積み方で横長の石を互い違いに積んで崩れにくくしています。
発掘調査により再び姿をあらわした本丸堀は、江戸時代の雰囲気が感じられる貴重な遺構です。
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発掘調査によって、わずかな一部分ではありますが、本丸の堀が水を湛えた姿を見る事が出来るのは嬉しいですね




さて、今回の駿府城探訪はこの本丸水堀跡で終了となります


駿府城跡は非常に広大な為、主な遺構を回るだけでもかなりの時間を費やしてしまいますね


今回は三の丸の石垣と水堀、そして発掘された本丸天守台を中心に駿府城公園を回りました

次に静岡を訪れる際は、駿府城の二の丸跡を中心に、復元された坤櫓・巽櫓、そして少し足を延ばして久能山東照宮なども訪れる事が出来ればと考えています

静岡は食べ物もおいしくて良い所でしたよ


