しだおさんを過ぎると道が二手に分かれる。
一方を行くと国道55号線を歩く道。
もう一方は国道55号線をショートカットし、中山峠道を通る遍路道。
後者は、国道55号をそのまま歩くより、黄色の遍路地図によると1.2Km程度距離が短いらしい。
国道をそのまま歩くのも何なので、遍路道の方へ。
画像が無くて恐縮なのだが、この分かれ道には標識とかが無くわかり難い。
国道55号側に立派な遍路石があるので目印にはなるかも。
分かれ道のポイントはしだおさんを過ぎ、Y字路になったYの又の部分に予告信号がある交差点を、Yの右手に進むと遍路道、左手側が国道になる。
僕自身も道を間違えたかな?と思い不安だったが、このステッカーを発見して一安心。
ここからは遍路道の標識があった。
本格的な遍路道へ。
何度も書くが、この辺りは海から急激に屹立しているため、登りが凄く急。
凄く急。
そのため降りも凄く急。
しかも重い荷物を背負っているので、特に降りは足腰への負担が大。
半ば滑り落ちる感じで降る。
歩く距離は短いが、身体への負担を考えるとイーブンか。
あまり自信がない方は国道を歩く方が無難。
遍路道を滑るように降りてきた結果、海辺に辿り着く。
この日は凄く暑かった。
半袖のTシャツとマウンテンジャケットで歩いていたが、ジャケットの中が汗びっしょりで、GORE-TEXでも、透湿出来るレベルを超えていた。
半袖の袖の部分が汗でジャケットにへばり着くので、ジャケット脱いで半袖Tシャツで歩く事にした。
まさか3月上旬に半袖で歩く事になるとは。
上が国道55号。
下が一般道。
さあどちらを選びます?
どちらを歩いても行き着くところは一緒なので、登り坂では無く、迷わず平坦な道を選び一般道を歩く。
奈半利駅が見えてきた。
高架線の切方を見ると、延伸の予定があったのか。
奈半利駅前の地元スーパーで水を購入し、駅前で少し休憩。
ごめんなはりこちゃん。
思い返せば、この駅に降り立ったのは約8時間前。
バスで1,100円かかった道を、歩いて戻って来たという何とも贅沢な・・・。
ここから今日のお宿、民宿唐の浜さんまでは、あと5km程度。
時間で1時間少しか。
もう一踏ん張り。
ごめんなはり線の鉄橋。
車輌来ないか、と思って歩いたが、残念ながら来なかった・・・。
逆光で影になってちょうど良かったのに。
少し脇道に逸れて、岡御殿前を通過。
松の枝ぶりが見事。
続いて日本酒蔵元の美丈夫さん前を通過。
飲んだことはない。
でも建物が立派。
再び海岸近くに出る。
陽がだいぶ西へ傾いた。
太平洋に沈む夕陽が見られるかと思ったが、水面近くになるについて、雲の量が多いので諦めた。
こちらの画像は、日本酒蔵元の土佐鶴さん。
こちらも飲んだことがない。
土佐は蔵元が多い感じがする。
神社。
この辺りは古くて豪壮な建物が多かった。
漸く今日の宿泊場所、民宿唐の浜さんが見えてきた。
黄色の遍路地図だと唐の浜だが、看板を見ると、とうの浜となっていて、後者が正しいのかな。
金剛頂寺からから民宿唐の浜さんまでは、僕のApple Watchによると
開始時刻 1034
終了時刻 1631
距離 26.50km
時間 5時間17分14秒
獲得標高 180m
平均ペース 11分58秒/km
平均心拍数 113拍/分
だった。
地図
今日は移動だけで31.88km歩いた。
これは移動だけなので、お寺の中や駅構内等をウロウロした分は含まれていない。
初日としては歩きすぎたかな。
ただ、脚は意外と確りしていて、これは出発前のトレーニングの成果と思いたい。
お風呂に少しゆっくり目に入る。
1800夕食。
ビール中瓶1本いただく。
歩き遍路をしている男性と同席。
通しで歩いているらしい。
69歳で1日30km目標に歩いていると聞いた。
年齢の割に健脚だと思ったら、学生の頃は山岳部に所属していたとのこと。
現役中は山登り出来なかったが、リタイアしてから再び登山を始めて、その過程でお遍路を思いたったと。
この方とも話になったが、歩き遍路は①健康②時間③ある程度のお金、が無いと継続するのが困難な、贅沢な『遊び』だなと。
実際、この宿には他にお遍路さん宿泊していたが、皆さんリタイアされて、服装から判断してそこそこ裕福そうに見えた。
食事が終わって、少し飲み足りなく感じたので、歩いて5分程度のところにある辻酒店さんで、ビールロング缶2本と柿の種を購入。
部屋でEテレを見ながら食す。
明日は第二十七番神峯寺を打って、唐浜駅から土佐くろしお鉄道に乗車しのいち駅へ。
そこから二十八番大日寺、二十九番国分寺、三十番善楽寺を打って、宿泊先のホテルまで移動の予定。
歩行距離は約30km。
2130消灯就寝。
おやすみなさい。

















