探偵事務所や興信所に騙されてしまう人の特徴をここで書いていきたいと思います。
急いでいる(慌てている)
騙されてしまう方の特徴の一つに急いでいる、というのがあります。
急いでいて、慌てていて忘れ物をする、転んでけがをするということが過去にありませんでしたか?
また、今だけ、今日限り、、、という謳い文句で何かを購入するといった経験はございませんか?
早くしないと損をしちゃうのかも、という人の心理を使うマーケティング手法なんですよ。冷静に考えてみればそのような商品の殆どが貴方にとって必要のないものなんです。
慌てる〇〇は貰いが少ないという言葉があります。慌てているので周りを冷静に見まわすことができず、結局思い描いていたものとは違うことになっていた、という意味もあります。まずは冷静になって客観的にご自身を観察することも必要です。
ですから調査を急いでもいないのに探偵や興信所が「急いでいますか?」と聞かれ、条件反射で思わず「急いでいます」と答えようもんなら、急いでいるなら早急に調べてあげますよ、とかいうセリフに騙されてしまい、結果「嘘の報告」をされてしまうのです。
一度立ち止まって冷静な判断をしていただく、というのが本来の営業スタイルなのですが、なぜか毎度毎度急いでいて騙される人が後を絶ちません。
「急がば回れ」ということわざがあります。調査というのは確認作業に時間がかかるものなんです。急いだからといって正確な報告ができるとは限りません。
やたら遠方の探偵や興信所に依頼している
例えば沖縄の方が北海道の探偵事務所に浮気調査をお願いすることはあまりないと思います。筆者は全国で調査したことあるので一概には言えませんが、、、
普通に考えれば同じ沖縄の探偵事務所に依頼するのが一番いいですし、経費の事を考えても最もリーズナブルな判断だと思います。
ですがネットで探したやたら遠方の探偵事務所に依頼する人がかなり多くなってきました。行くのが面倒ですし、できれば顔を合わせたくないという理由があるものと思えますが、本当に実在する事務所なのかどうかよく調べてから依頼した方がいいですよ。
実際に行って目で確かめることが一番なのですが、サイトだけ存在していて電話を受けているのは外国だったりするんです。サイトの文章をよく読んで、ちょっとおかしい言い回しとかだったらかなりヤバいところですよ。
いい加減な報告されてお金取られても相手は海外なので泣き寝入り、、、そんなこともあるのです。
精神的に参っている/困っている
浮気調査を依頼してくる方に非常に多いのが、精神的に疲労している方です。依頼を受けている時は本当にかわいそうなくらいの表情なのですが、報告の際には問題解決への一歩を踏んだ、という感じですっきりしているんですよね。
ただ、精神的に参っている時は冷静な判断とは違う決断を下していることも多く、調査自体を後悔してしまうこともあるようです。
何かに非常に困っている方もそうです。藁(わら)にも縋る(すがる)思いで、、、と言う人もいますが気にしすぎの場合も多く、金銭トラブルの場合結局、大損してしまっている人を見かけます。性格的なものなので治しようがないんですが、探偵社のせいで大損したと思われるのが嫌なんですよ。
浮気調査も費用対効果があるかどうか?よくお考えになってくださいね。
荒唐無稽な依頼をしている
漫画や映画じゃないんですから、あまりにも現実世界とかけ離れた依頼をしてないですか?
携帯電話の位置情報が分かるとか、郵便物の転送先がわかるとか、、、
携帯電話の位置情報が正確にわかるんだったら事件を起こした犯人はあっという間に逮捕できますよね。それが出来ないから捜査が難航するんですよ。犯人が特定できていれば所有している携帯番号とかもすぐに調べられると思うので、それが出来ないってことは非常に難しいということです。
それが”いち探偵事務所”にできますか?電話で配達か何かのフリして凡その住所聞いてるだけですよw
郵便物の転送も裏技使えばできますが、犯罪になるのでギャラの額によるのではないかと思います。データで調べれるんですとかいうヤバいところのセリフに騙されて、誰も住んでないボロいレオパレスの一室とかの住所教えられてないですか?
後は出会い工作とか復縁工作とかできると思ってるんですかね?
会ったことも無い人のいうことを信じる
会ったことも無い人のいうことを簡単に信じてしまう、ラインやメールの文面だけで信用して依頼してしまう。何万円も、時には何十万円も払うことになるのに顔も分からない連中と契約してしまう、、、
SNS型詐欺が流行っているのが何故だかわかりますか?簡単に信用しすぎなんですよ。
対応が良かった
どんな詐欺も最初は対応がいいに決まっています。何カ所か電話してみて「対応がよかった」「親切そうだった、、、」ということを見聞きします。逆に「対応が横柄だった」、ということも聞きます。
筆者はどちらかというと後者のほうでして、調査員時代が長くて依頼人との折衝の数は少ない方です。電話でもそう言われることがありました。
モラハラ男の特徴の一つに、最初はやけに優しいというのがあります。ちょっと転びそうになっただけで「大丈夫?けがはなかった?」と気遣ってくれます。ですが、一度付き合ってしまうと、、、途中からモラハラ男に豹変するのです。
最初からモラハラ男だったらお付き合いに発展しませんよね?
探偵との契約も同じで最初は安い金額を言うなどして契約させてうその報告を平気でします。親切な探偵は必ずリスク説明をしますし自信をもって報告をするので多少調査期間も要します。
どちらが結果的によいのかは依頼者次第ですが、、、
いかがでしたでしょうか
探偵や興信所というところはこっそりと人の弱みを見つけるのが仕事です。そんな連中を簡単に信用するから噓の報告されたりぼったくられたりするんですよ。
それに893の連中でさえ一目置いているのがこの業界でもあります。調べられるのが好きな人いませんよね?