こんにちは、データ調査Labです。
いきなりですが、興信所（こうしんじょ）という言葉は不快語であることをご存じでしょうか？
不快語とは、人々がその言葉を見聞きした時に不快な思いをすることから不快語という定義があります。
不快語は他にもいろいろな言葉があります。差別用語と似たようなもので、性別や人種、職業や地域にまつわる隠語などさまざまな不快語があります。
まぁ、便にかんする言葉は分かりやすく不快語ですよね（笑）。
いつの頃からなのかは不明なのですが、興信所というのは不快語となっています。
その理由としては、人の出生地や家系などを興信所が調べて、縁談や就職のときなどに利用されている背景があるから、、、と云われております。
人の職業でもある興信所が不快用語とは、、、
ですから、今は探偵事務所と呼ぶのが一般的ですし、アニメや映画、ドラマでは〇〇探偵、、、という風に題名がありますよね。
興信所なんて、小説か、ドラマのワンシーンで何気に聞いたことがあるようなないような。
Z世代の若者は「こうしんじょ」と言っても分からない場合も多くなってきました。
法律も「探偵業の業務の適正化に関する法律」となっておりまして、興信所という文言は出てきてないと思われます。
ということで、本来であれば不快語である興信所というワードをウエブサイトに取り入れているところはどのように考えているのでしょうか？
インターネットの中の無料サービスにおいて、「文章校正」というものがいくつかあります。
そのうち二つを利用し、興信所というワードを入れて校正してもらったところ、「不快語」という判断をされました。
その代わりに、「民間調査機関」とか、「信用調査会社」に置き換えたほうが望ましいという風に指導してくれます。
ですから、以前は興信所と名乗っていた大手の企業は概ね他の名称へと変更しています。例でいうとTDBがそうですね。
興信所なんて時代遅れも甚だしいのです。不快語をキーワードにしているってどうなんでしょうか？
皆さんも不快語をなるべく使わないようにしましょう。