今回は「インチキ興信所の特徴10選」についてお話しします。これは、デザインやサイトの内容など、興信所の信頼性を疑うポイントをご紹介します。それでは、詳しく見ていきましょう。
1. デザインを変えて複数のサイトがある
インチキ興信所は、問い合わせを増やす目的で複数のウェブサイトを持つことがあります。
しかし、デザインを変えている場合が多く、依頼者(消費者)はデザインが違うことから別の興信所と勘違いして、同じ興信所に問合せしてしまいます。こうした騙し興信所は要注意です。
2. サイトの住所がデタラメ
信頼できる興信所は、正確な住所情報を掲載しています。しかし、インチキ興信所は、住所がデタラメな場合があります。
Google Mapで確認するか、都市部なのにビル名や部屋番号が書いていない場合は注意が必要です。※地方では戸建てで営業している興信所もあります。
3. バナー広告を打っている
インチキ興信所は、宣伝のためにバナー広告を利用することがあります。バナー広告は古すぎるSEO手法であり、令和5年現在ではSEO的うま味はありません。
プロフェッショナルな興信所は、口コミや紹介などで信頼を得ています。
4. 強引な表現をしている
信頼できる興信所は、客観的な情報を提供します。一方、インチキ興信所は特別な調査機材を揃えているとか、〇〇に所属しているとかで凄さを強調する表現をしていることがあります。
5. 長い営業実績だけを強調する
長く営業しているから、信頼できるというわけではありません。確かな調査能力や信頼性が必要です。
親切そうなところを選ぶのが最適ですが、なかなか親切そうな興信所って見分けがつきません。
6. PDFが何なのか理解できない
信頼性のある興信所は、PDF形式の調査報告書も提供します。しかし、インチキ興信所では、PDFに対する理解が不足している場合があります。問い合わせ時に報告書をPDFで提供できるか聞いてみましょう。
今どきPDFが何なのか知らなかったり、どことなく分かったふりをしているオワコン興信所は危険です。
7. 調査力を吹聴している
信頼できる興信所は、実績や調査力を証明するための具体的な事例を提供します。しかし、インチキ興信所は、調査力の話を大げさに吹聴することがあります。
例:なんでも調べられますよ、と嘯く(うそぶく)
8. 商工会議所への無駄な入会
信頼性を高めるために商工会議所への加入をする興信所もありますが、インチキ興信所では無駄に加入している場合があります。
加入していれば信頼性があがるとでも思っているのでしょうか?末期ですね。
9. 無関係な官公庁関連のリンク
信頼できる興信所は、関連情報や信頼性を示すため、官公庁関連のリンクを掲載することがあります。しかし、インチキ興信所では無関係な官公庁関連団体へのリンクを掲載していることがあります。
本当は活動なんかしていないのに「賛同しています」と官公庁や市区町村のSDGs関連事業や脱炭素関係のサイトにリンクしてもらっているところは危ないです。
10. 文面がメチャクチャで識字率が低い
信頼できる興信所は、専門的な知識を持ちながらも分かりやすい文面で情報を提供します。インチキ興信所では、ウエブサイト(ホームページ)の文面がメチャクチャで読みにくい場合があります。
ウエブサイト(ホームページ)の文面は検索して訪れた読み手(あなた)に理解してもらうことが一番重要な部分です。
そこをおろそかにして、AIで簡単に作った文章を掲載している興信所は、その文面を読み返しもせずに掲載していると思われます。
それは識字率の低さからきていると考えられています。識字率が高ければAIが生成した文面を一度読んでから、理解しやすいように校正してウエブサイトに掲載するはずです。
以上が、インチキ興信所の特徴10選です。これらのポイントに留意することで、信頼性の高い興信所を選ぶことができます。
信頼できる人物からの紹介か、依頼したことのある人物の口コミなど、ネットの情報だけで選んではいけません。