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?マークが表示されパソコンが起動しない

Macintosh(Mac)パソコンのトラブル症状の1つに、


[?マークが表示されパソコンが起動しない]という症状があります。


このような症状は、OS(Mac)が入っている記憶メディア(通常はハードディスク )が見つからない場合に発生します。


OS(Mac)が入っている記憶メディアが見つからない理由としては、


・ハードディスクにMacintoshがインストールされていない。

トラブル前に使用出来ていたのであれば、あまり考えられません。 


・接触不良などにより、ハードディスクが認識されていない。

接触不良により、ハードディスクが認識されていない場合、ハードディスクに保存されているOS(Macintosh)も認識されません。


・ハードディスクに論理的障害が生じている。

コンピュータウイルス など論理障害 によりブートストラップローダが壊れている場合、Macintoshを正しく起動できません。

回復コンソールを使用することで回復する可能性があります。


・ハードディスクに物理的障害が生じている。

PCB の損傷や、磁気ヘッド の不良など、ハードディスクに物理障害 が生じた場合、ハードディスクが認識されず、OS(Macintosh)も認識されません。


このような症状が発生した場合で、パソコン内のデータが重要な場合、

まずは、パソコンからハードディスクを取り出し、他のパソコンに接続することで、HDDにデータ障害が生じていなければ、データを取り出すことが出来ます。(但し、ウイルス感染が疑われる場合は他のパソコンにも感染する恐れがあるので注意が必要です。)


他のパソコンに接続した際、ハードディスクが動かない場合や、異音がする場合は、ハードディスクに物理障害が生じている可能性が高いです。


物理障害が生じているハードディスクからデータを救出する場合、データ復旧会社 に依頼する必要があります。

落下など衝撃によるデータトラブル

ハードディスク は、磁気ヘッドとディスクは10nm(ナノメートル)程度と非常に接近しており、衝撃に弱い為、


・ノートパソコンを落としてしまった。

・外付けハードディスクを倒してしまった。

・地震などでパソコンやサーバーが倒れてしまった。


など記憶メディアに衝撃が加わることでデータ障害になる場合があります。


特に、起動中(ハードディスクが回転している状態)に衝撃を受けた場合、プラッタ に傷が入ってしまう可能性がありますのでノートパソコンや、外付けハードディスクなどを移動する際は、なるべく電源を切ってから移動することをお勧めします。


また、地震など災害によるデータ障害 もありますので、なるべく記憶メディアは、高い場所など倒れたり、落ちたりしないような場所に置くことをお勧めします。

災害によるデータトラブル

地震、火事、停電、落雷、津波など、パソコンなど記憶メディアが災害に巻き込まれ、データトラブルになるケースがあります。


一例としては、


・地震によるパソコンやハードディスクの落下。


・火災により、記憶メディアが焼けてしまった。 火災後の消火活動による水没


・落雷や停電により急に電源が落ちたことによる障害。


・津波により、ハードディスクの水没。


などです。


災害の種類や、記憶メディアの状態にもよりますが、災害による障害の場合、記憶メディアの状態が悪く、復旧が難しいor復旧不可のケースが多く、また同じ場所にある記憶メディア全てに、データ障害が生じてしまうこともありますので、大切なデータは、なるべく離れた場所でバックアップをするなど、万が一ですが災害の対策をお勧めします。

スパイウェア(Spyware)

スパイウェアとは、ユーザーに気付かれないようにコンピュータ内部から個人情報などを収集してインターネットなどでソフトウェアの開発元に送信するソフトウェアのことをいいます。


スパイウェアは、フリーソフトなど利便性のあるソフトウェアとセットで配布されるケースや、ウェブサイト、コンピューターウイルス によりインストールされます。

ソフトウェアとセットで配布されるケースの場合、ソフトウェアをインストールする際に、利用条件の承諾などを求められる場合もありますが、利用条件を全て読む人は少なく、またインストール後は、ウインドウなどを出さずに裏で動作している為、インストールされていることに気づかないケースも多いです。


また、広告を表示する代わりに無料でソフトを利用できるというアドウェアが、スパイウェアの機能を持っていることも多く、多くのパソコンが何らかのスパイウェアがインストールされています。


スパイウェアは、コンピューターウイルスに比べ、無害(直接コンピューターにダメージを与えたりはしない)なものが多いですが、スパイウェアが活動することにより、コンピューターが重くなったり、また中にはキーロガーを仕組みIDやパスワードを不正に取得したり、勝手に知らないサイトを表示するなどより悪質なものもあるので注意が必要です。


スパイウェアは、スパイウェア対策ソフトを使用することで対策することが出来ます。

マルウェア(Malware)

マルウェアとは、「悪意のある」ソフトウェアの総称で、「不正プログラム」とも呼ばれております。


マルウェアには様々な種類があり、コンピュータウイルス 、ワーム、スパイウェア 、アドウェア、バッグドア、トロイの木馬 などがあり、多くの場合、個人情報を盗み出したり、迷惑メールを送信したりします。


マルウェアの対策は様々で、ウィルス対策・スパイウェア対策・不正アクセス対策・フィッシング対策・Secunia PSIがあります。