磁気ヘッド(magnetic head)
磁気ヘッドとは、プラッタ にあるデータを読み出したり書き込んだりするパーツのことをいいます。
磁気ヘッドの先にはプラッタを読み書きする機能が備え付けられており、プラッタの数に対して、片面実装のプラッタでは1個、両面実装のプラッタではヘッドを2個使われています。(プラッタの枚数×1~2)
磁気ヘッドは、ハードディスク がデータを読めるようにする重要な部品の中の一つです。
その為、磁気ヘッドの故障がデータトラブルの原因となることもあります。
磁気ヘッドは、データの読み書きを行う際、磁気ヘッドとディスクは10nm(ナノメートル)程度と非常に接近するため、ハードディスクの中で最も故障が多い部品です。
磁気ヘッドが故障したハードディスクからデータを救出する場合、データ復旧会社に依頼する必要がありますが、ハードディスクによりまったく異なる部品(ヘッド)が使用されている為、データ復旧には「、まったく同じ磁気ヘッドが必要になります。
カチカチという異音がする。 ディスクが回転後止まってしまう。
このような症状の時は、磁気ヘッドの故障が疑われます。
磁気ヘッドが故障している状態で起動を続けることで、プラッタの傷などの原因になりますので、上記症状の際はすぐに電源を切ることをお勧めします。