ブーケ1おじさん自殺?ブーケ1
4月30日、遂にソ連軍が総統官邸に到達した。
官邸には、いくもの死体が横たわっていた。

ゲッペルス家族は、ゲッペルス以下、婦人と沢山の子供達が毒物により自殺。
ソ連軍により死亡が確認され、焼却された。

だが、おじさんとエヴァの死体は正式には発見されなかった…
おじさんは拳銃自殺。
エヴァは毒物により自殺と伝わる。
戦後の調査で、おじさんが南米に逃亡したとの説があるが、正確な所は何も解ってない。

ブーケ1ドイツ降伏ブーケ1
5月8日、次期総統に指名されたカール・デーニッツは、連合国に対し無条件降伏した。
彼は捕縛されるまで、一人でも多くのドイツ国民を西側にゆだねようと奔走したDASH!

ドイツ本国、その他各地にいたドイツ軍は、各自現地にて降伏・武装解除された。
ラインラント側にいたドイツ軍部隊は西側に降伏したが、ベルリン付近の部隊の大半はソ連軍に捕まった。

ソ連の奴隷として死ぬまで働かされ、大半は生きてドイツに戻ることはできなかった…
ドイツは東西に分断され、約半世紀の間、苦難の歴史を送ることになった。

その約三ヶ月後、大日本帝国も降伏。

第二次世界大戦は終結した…
ブーケ1愛人・エヴァブーケ1
『私は結婚はしない。なぜなら私は既にドイツと結婚しているからだ』
かつておじさんは、ドイツ首相になった時、こう国民に演説した。

しかし、おじさんが権力の座に近づけば近づくほど、その周りには数々の女性との色恋沙汰が絶えなかった。
愛人・エヴァ・ブラウンもその一人だった。
だが、ドイツの敗色が濃厚になっても、彼女はずっとおじさんのそばを離れなかった。

おじさんは、そんな彼女を信頼しており、ドイツ終焉の時が迫った今、身を固めて彼女に報いることにした。
『エヴァ、結婚しようビックリマーク
おじさんはエヴァに求婚し、ゲッペルス夫妻の立ち合いの下、4月29日に結婚証明書にサインした。

おじさん56歳、エヴァ38歳の春のことだったラブラブ
エヴァは、最後の最後で報われたのだ。

地上では、武装SSと国民擲弾兵が最後の数ブロックを巡ってソ連軍と死闘を繰り広げていた…
ブーケ1愛犬・ブロンディー号ブーケ1
『今日は、余が餌をあげに行くべ』
おじさんには愛犬のブロンディーがいた。
ドイツ人の友・シェパード種である。
ブロンディーとは、ここ最近散歩していなかった。
空襲が激しくてできなかったのだダウン
世話係から肉片をもらったおじさんは、一人で地下官邸にあるブロンディーの部屋に入っていった。

数時間後、おじさんは寂しそうに部屋から出てきたしょぼん
その後、世話係がブロンディーの部屋に行ってみると、ブロンディーは死んでいた。
おじさんが毒入りの餌を与えたのだ。

おじさんには子供がいなかった。
ブロンディーは、おじさんにとっては子供同然であり、もうすぐ訪れる自分の死に先立って、自ら処分したのかも知れない…

総統官邸では、おじさんの誕生日までにいた連中のうち、半数近くが逃げ出していた。
シュペーアも先日、おじさんに別れを告げて出ていった。
首脳部で残っていたのは、ゲッペルスとその家族だけだった。
残った連中も酒やたばこ・麻薬に乱交に溺れきっていた。
これから訪れる悪夢を一瞬でも忘れたい一心だったのだ。

おじさんにはもう一つやっておかなくてはならないことがあった。