築地の帰りは、銀座でランチが、

いつものパターン。

久しぶりに三越に行ったら

エレベータの前で呼びかける人が。

 

かつての生徒さん、寺内美和子さんでした。

ご主人が出張で不在のため里帰りとのこと。

 

 とっても熱心、且つ気働きのある生徒さん

でした。

初めての本「料理上手になる!

覚えておきたい50品」(NHK出版)の

撮影のとき、「アシスタントさんをお2人

お願いします」と言われ、

このとき迷わず美和子さんに依賴。

もうお1人も迷わず藤井由香さんに。

広島出身、中学から上京し、自由学園での

寮生活を経験した由香さん、料理はもちろん、

生活全般万能選手。後片付けのみごとさは、

「すごい」と、みんなで唸る程でした。

わたしに欠けている部分を持ち合わせている

美和子さんと由香さんが教室に在籍していたこと

本当にラッキーでした。

 

 さて、美和子さん、

撮影日は、毎回お手製のケーキを

焼いてくださってました。

前夜、生地を仕込み、毎朝4時半起きで

ケーキをホールで焼き、

こわさないように、気遣いながら

世田谷区上野毛から経堂まで、

自転車でかけつけるというパワフルさ。

 

 撮影は9日間でしたが、

「プロセス写真を多くして、その写真を

見ればつくり方がわかる本にしたい」

というわたしの意向により、ハードな

撮影になりました。

 集中力を使い果たした撮影後、

料理の後にいただくケーキにスタッフが

和んだことは言うまでもありません。

 撮影最後の日はお花のプレゼントも。

2002年、11月、16年前のこと。

わたしはまだカメラ小僧ではなく、

ケーキ、お花、3人の、全員の写真、

残しておかなかったのが悔やまれます。

 NHKスタッフのみなさんは、

「毎回、手作りケーキをいただける

撮影なんて初めて。

感心されたり、喜ばれたりでした。

 

さて、三越のエレベータ前でのこと。

男の子の肩を後ろから抱き、私に向けて、

「息子のゆうらです。

7歳の小1です」。

微笑むゆうらちゃんの目をのぞきこみ、

「ゆうら、玉子焼き好きでしょう?

こちらは、あの玉子焼きの作り方を

教えてくださったママのお料理の先生なの」。

「こんにちは」と、ゆうらちゃん。

 

取り敢えず、お茶でもと、軽食屋さんに。

10数年ぶりなので長居になるやもしれず、

「大人のおしゃべりに退屈しない?」

「本とペンがあれば、おとなしくしてます。

大丈夫です」

 

「ゆうら、ごめんなさい。

これからママと先生はお話しをするけど、

ご本を読んでてね?」

 「はい」

 

まずは「ドラえもん」を読み了え、

にっこり笑って「読んだよ」と

ママに。

「じゃ、絵を描いててね」と

A4の紙と3色(赤・緑・青)の

ボールペンを渡します。

 

こうして考える姿・表情は、美和子さんゆずり。

話しかけたり、お願いをするたびに、

肩を抱き、きちんと説明をする

美和子さん。

(スキンシップと、きちんと説明する

こと、子育てに大事なことかもしれません)。

 

現在、ヨルダン・アンマン在住。

ご主人はフランスの方です。

教室に通っていたころ、

お金を貯めてはパリにパティシエの学校に

留学していた美和子さん。

「お菓子作りは続けてるの?」

「はい、教えてほしいとも言われますけど、

成長期のこの子と過ごす時間のほうが

なにより大切だと思ってます。

主人の健康を守るのも私の仕事です」

 

三越の玄関前で別れる時、

握手をして、さよならと言ったら

「楽しかったです!」と笑い、

プロペラ機のように両手を広げて、

グルグル回り、身体でも表現して

くれました。

美和子さんは

「日本に発つ前、主人が『楽しんでおいで』と

言ってくれましたけど、

今日が最高に楽しめた日でした」。

 

 ゆうらくんの絵

1枚め。

 2枚め

 サインがデザイン的でしょう?

細かい線でぬりつぶしたのは、

わたしたちのおしゃべりが長かった

せいかもしれません。

 

 赤いめがね、赤い靴、

おそろです。

 =美和子さんから=

金曜日にアンマンに戻ったとのこと。

来週からは、ひと月ラマダンが始まり、

異教徒でも人前では飲食しないよう

言われており、大使館や病院、商店も

短縮営業。どんなことになるのか、

ドキドキしているのだとか。

侑楽ちゃんは、もうわたし名前を覚えて

くれたそう。

またいつか再会したら名前よんでくれる

のかな。もう少し、生きることにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地がつお煮用に、筍を炊きます。

空豆のあと、ち鯛を唐揚げに。

マル秘おむすびの具も揃いました。

桜の塩漬け(島根県雲南市木次町)、

干し椎茸の煮物、海老の唐揚げ、

 

ふきのとうの辛煮。

苦み混じりのツーンとくる香り、

たまりません ♫~~

 わらび餅、できあがり~。

早くバットに!

スピーデイにおねがいします。

グリーンピースも大好きですから

たっぷり盛ります(笑)。

器は、唐津焼の粉引き。

臼田けいこさんの器に。

焼き締めの四方皿にも盛ります。

焼き締めの土の色は、季節を選びません。

 

筍のような野趣のある素材は

無造作に土に転がすイメージで

盛るのもいいなと。

ち鯛の唐揚げ

 

手前のあしらいは、

8cm位の山みつばのおひたし、

針生姜の甘酢漬け。

マル秘のおむすび。

若竹汁。

天然のわかめと養殖のわかめを

混ぜてますが、

結果的に、歯ざわりのちがいが

愉しめるお椀となりました。

ラボならではなの試みです。

 

箸置き

ひなたぼっこ。

いただきます!

 

食後は、わらびもち。

「今まで食べた中で1番!」

とみなさん。

手作りは満足感がちがいます。

100gの粉があれば、

8人分くらい作れます。

生徒さん募集中です ~♫

和食ラボはちょっとプレミアムな教室です。

1回だけのお試し参加もお受けします。

お問い合わせ

indou@yacht.ocn.ne.jp

 

 

左の女性は明石から通う、うまこさん。

今日は経堂の初めの1歩教室からの

振替出席です。

結婚後、3足のわらじを履き始め、大忙し。

1足のわらじは、なんとなんとお百姓。

もちろん無農薬。

こんがり焼けた肌に、なんちゃってではない

お百姓ぶりがうかがえます。

 

農林8号です。

今日の食材。

ふきのとう、新潟県村上の山のもの。

筍は、京都物集女産

かつおかつおぶし削り、

今日の担当は、ななさん。わかめ。

鳴門産の「天然わかめ」と「養殖わかめ」

ちがいを確かめます。

天然ものの採取量は、年々減少しています。

いつまでもあると思うな天然もの、です。

心してつかいます。

 

「さわってもちがうね」。

どちらが養殖でしょう。

下ごしらえ

ち鯛

 

グリーンピースも、丁度いいやわらかさに。

 

昆布だし。

 

昆布と削り鰹は、2番だしがとれます。

続く。

 

ふきのとうの辛煮

ち鯛の唐揚げ

切り目やお腹にも粉をまぶします。

ん、もういいかな。

 グリーンピースの青煮。

しわが寄っていないでしょう?

 

地がつお煮

若竹汁

筍とわかめ、木の芽は、

季節の「出会いのもの」。

双方活かし合う相性です。

 やはり京都の筍は別物&別格。

全員で、ただただ唸るのみ。

 マル秘、おむすび。

 おもてなしの話題に、きっとなる

おむすびと自負しています。

 

取り皿におむすび。

盛り付けではありません(念の為)。

食後は、お楽しみ

わらび餅。

春のおおてなしにぴったり。

喜んでいただけますよ。

箸置き

たんぽぽ。

4月は、転勤、入学、入社と、なにかと

お祝いごとの多い月。

比較的安価で、桜色の美しい「ち鯛」を

主菜にしてお祝いしてあげませんか。

 

異常気象で時期がずれながらも、

野のものは、筍、ふき、わらび、えんどう

(グリーンピース)、のびると出揃い、

海では桜鯛、ち鯛、穴子などに食欲を

そそられます。

春といえば、鰆も代表的な魚でしたが、

みかけません。

産卵期に入っていると言われていますが。。。

 

持ち帰った食材

 ち鯛と真鯛の簡単な見分け方。

「ち鯛」は、エラのふちが赤く、尾の色が赤い。

真鯛は、尾びれの先端が黒っぽい。

 

ち鯛

 京都・長岡の筍

今年は、小ぶりなのが入荷してました。

清水の舞台を何度も行き来し、

死んだつもりで求めました。

100円おまけしてくれましたが、

そんなもん、

うれしくも、かゆくも、

ありませんでした。

さて、ゆでましょう。

ふきのとう

露地物は、そろそろ終わりです。

香りを知っている方にとっては、

野の宝物。

ゆでました。

今日は辛煮にします。

今日の水菓子は、わらび餅。

ちょっとの時間でつくれます。

おもてなしの心、伝わります。

 

わらび粉

練ります。

まだですか?

「まだまだッ」

まだまだッ

だしとり。

今日の削り手は、雅子さん。

JUNKOさん。

続きます。