132.6MHz札幌ACC本庁舎送受信激減 | さっぽろ旅客自動車・航空機・鉄道 (丘珠空港中心?!)

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プロフィール欄に概要等を書いておりますので御一読下さい。

お断り

電波法に触れない範囲での解説となりますのでご容赦ください。

 

親しい方もブログ読者の方からも

札幌コントロール側受信できません!

というあのネタです。

 

先月2024年3月21日より札幌航空交通管制部管轄のセクター再編成が実施され

それ以前S02三沢東セクター124.5/303.8MHzだった水色の空域

S30セクター132.6/255.2MHzへ組み込まれたことで主に

新千歳・稚内・旭川出発機が羽田・成田▲TOBBY方面へ向かう

管制に対応するため七飯町横津岳にあるRAG/遠隔対空送受信所の通信量が増え

札幌市及び周辺においてはFL200以上が札幌ACC管制空港の為

横津岳RAGからでも概ね対航空機局(バイロイト)と通信可能である点や

北日本ターミナルレーダー(日高進入管制区新設)東神楽町旭川空港近傍RAGも

132.6MHz割当られる等で札幌市東区にある札幌ACC本庁舎送受信所の送受信が

激減しました。

FL24やADS-B Exchangeなど画面を眺めてATC受信してみると

札幌以北の▲RUMOIポイント等札幌丘珠空港や新千歳空港と

利尻・稚内方面と結ぶHACやANA機やVFR/IFR問わず官民機が

札幌ACC本庁舎送受信所と通信していることから

まったく使わないわけではないようです。

札幌近郊ATCリスナーの方からすると残念ですが

旭川近郊のATCリスナーの方は132.6MHzと今月4月18日より

日高APP/日高進入管制区新設により128.325MHz(旧S34道東広域セクター)

の通信量が増えると予想されますので喜んでいる方もいらっしゃるでしょう。

 

札幌コントロールというコールサインも来年には・・・

前後しますが札幌航空交通管制部で日高進入管制区と白神進入管制区を

担当する北日本ターミナルレーダー(北日本ターミナル管制所)の

運用が今月18日より開始され来年には札幌航空交通管制部は

低高度を東京航空交通管制部へ高高度を福岡航空交通管制部へ移管

され札幌航空交通管制部は廃止となります。

 

廃止以降も現庁舎は北日本ターミナル管制所として使用されますが

新千歳空港と千歳飛行場の千歳管制塔移転新築に合わせて

北日本ターミナル管制所も千歳へ集約化される可能性もあります。

 

札幌航空交通管制部コールサインである札幌コントロールも

あと1年で聞こえなくなり皆さんの受信機からは東京コントロール、

福岡コントロール、日高アプローチというコールサインが・・・

だから何?それがどうした?

と言われるとそれまでですが

うーん(笑)

 

関連過去記事

【重要情報追加あり】2024年3月札幌ACC再編と4月日高進入管制区新設 

【予定】2024年4月北日本ターミナルレーダー管制業務開始 

2025年札幌ACC廃止、低高度空域は東京ACCに統合