「憂鬱~」とか「ノイローゼになりそう」だなんて言える奴は、全然大丈夫。


「ここで耐えさえすれば地球は回る」とか「こうするしかない」と追い込まれた人が危ない。

日本の年間の自殺者は3万人以上、

その5割とも7割ともが何らかの心の病を抱えていると言われている。

労働者の自殺が一番多い市町村が実は、愛知県の豊田市だったりする。

あの車のトヨタがある街だ。


「鬱」と呼ばれる病気になる確率は、人口に対して6人に1人の確率。

それはただ単純に確率にしただけで再発の可能性も高い。


その一方で「ウツは弱い人がなるもの」と言った働く女性がいた。

家族においても理解や認知が低いのが悲しい事に現実だ。


心の病気も実に幅広い。

抑うつ症、躁うつ病、統合失調症など上げればキリがない。


アメリカ軍でも除隊後のPTSDが問題となっており、

除隊兵士のメンタルケアの費用は年間数億ドルにも達すると言われている。


日本でもせっかくの人材がこういった病で埋もれていってしまうことは残念なことである。


あの外務省で働いていた皇族女性も「適応障害」というカテゴリーに入れられる心の病だ。

今年の11月でもう6年になる。

たった1度しかない人生が病に時間を取られるのはとても悲しい。


主任Yからのパワハラを受け続けた部下A

お偉方の援護射撃もなく

「抑うつ症」と診断され休職した。


途端に会社は使い物にならなくなったモノに対して態度を豹変した。

会社から「退職届を書いて欲しい」と電話があった。

今まで話を聞いてくれたお偉方が総務の主任にやらせた事だ。


傷病中で休職・復帰後28日(だったか30日間)は会社都合で辞めさせる事は

労働基準法に違反するのだが、残念な事に罰則はない。

Aは「労働基準法に定めがある」と言いなんとか払いよけた。

これでまた頭の中に残ったわづかなエネルギーが消費された。


薬を飲んで寝て、起きて食事して薬を飲んでまた寝る。

毎日がこんな事の繰り返しだった。


呆然として座る事も、文字を書く事も、文字を読む事もTVを見る事も出来なかった。

ただ寝て食べての生きているのが精一杯だった。

カウンセリングでは今まで耐えてきた事を話しながら泣いた。


Aが抑うつ症と診断されて陸上オリンピックは2回

サッカーW杯も2回過ぎた。

Aの治療はまだ続いている。








Aを使い捨てにした会社は、株式会社宮崎(仮名)

Yはその後、窓際へ引越しになった。

役職は「副責任者」という責任のなさそうな名前だ。

Yは取引先の相手にもやたらと役職にこだわっていた。

主任Yからのパワハラを受け続ける部下A

ついに音を上げ会社を辞めたいと言った。


しかし、今後の生活は?

この時代に職探しは?

多くの課題が降りかかってきた。


そこで辞めるのを撤回した。

もう考えが定まらない

すると今度は止んでいたYのパワハラが復活した。


タイムカードまで見られて、言葉の暴力を浴びせられた。

翌日会社を休んで心療内科へ行った。

大勢の患者に驚いた。


数時間待たされてようやく診断を受けた。

抑うつ症と診断された。

2週間の休養という診断書をもらった。


会社に出しに行くのがつらかった。

もう会社の方向に向って歩くのも嫌、建物を見るものも嫌

社内で流れていたFM放送を聞くのも嫌、

当時は自転車通勤していたが自転車に乗るのも恐くなった。


こっそり話を聞いてくれそうな人を呼び、診断書を渡して帰宅した。

もう夕方になっていた。