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バイカルアザラシのnicoチャンネル

 サイコロジストの日常と非日常を季節の移ろいを交えて描いています。バイカルアザラシのnicoちゃんの独り言です。聞き流してください。

 台風15号は三重県の松阪市を通過し、伊勢市に入りました。

 

 松阪市ではお日様が差して風も雨も止みました。東の空が明るくなりました。台風の目です。まもなく吹き返しの風が吹くことでしよう。南東からの風は北西からの風に変わるはず。

 

 清流櫛田川はこのとおり増水して濁流となりました。台風の雨雲は東に広がっているので、こちらでは雨はもう降らないでしょう。今のところ、被害はありません。乾いた大地がこれで潤いました。

 

 オシロイバナが満開なのですが、今日は雨にたたられてしぼんでいます。風か吹いて乾いてきたら花を開くでしょう。

 台風15号が和歌山県の御坊市付近に上陸しました。今、紀伊半島を通過中です。雨の地域は東に延びています。三重県の東部には線状降水帯ができています。

 

 今朝の朝ご飯のデザートは無花果のヨーグルトです。いっぱい採れました。

 

 いつもなら熟したのが2つくらいなのですが、こんなに!!! グレードで言えば超高級レベルです。それにしてもあの子ギツネ、雨に濡れているのでしょうか。雨宿りをする所は稲荷神社しかありません。

 

 雨に煙った皇大神宮の正宮。伊勢神宮の内宮です。お伊勢参りで雨に降られるのは困ったものなのですが、いったん神域に入ると雨の中の方が神々しい姿を見ることができます。

 

 今から66年前に伊勢湾台風が紀伊半島を襲いました。最盛期の中心気圧は895mb瞬間最大風速は75m。昭和の三大台風です。

 

 伊良湖でも風速40mを超える風が吹いています。三重県では35mを越えていました。内宮の正宮では無風。風が吹きませんでした。

 

 ちなみに風祭宮では風の神様がモンゴルが北九州を攻めたとき、ここから神風が吹いて蒙古軍を撃退しました。風の神様は、伊勢湾台風では75mの風を凪に変えました。

 

 と言っても、国土地理院の地図を見ると伊勢神宮は清流五十鈴川の支流島路川が作った扇状地、もしくは五十鈴川の河岸段丘であることが分かります。鼓ヶ岳と東側の2つの山に囲まれて台風からの暴風を避けていたことがこの地形図から分かります。

 

 庭に設置した気象計ウェザーステーションですが、気圧がどんどん下がってきました。風も吹き始めています。雨量計は最大41mmの豪雨です。櫛田川は茶色い濁流が勢いよく流れています。紀伊半島はこれから台風15号を迎えます。丁度、伊勢神宮を中心が横切る感じの予報が出ています。台風もお伊勢参りとは困ったものです。被害がないといいのですが。ちなみに伊勢市内は意外に水害に弱く市内は浸水するところもあるので、お伊勢参りの方は気をつけてください。

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 午前一時頃、台風15号は高知県宿毛市付近に上陸したようです。雨雲レーダーで見ると台風の中心よりも東側で大雨となっていることが分かります。高知県や徳島県では線状降水帯が発生しており、今から紀伊半島の南部でもこれが発生しそうなことが分かります。

 

 台風は巨大な雨雲ポンプで太平洋から湿った空気を運んできます。日本列島南岸の海水温度が高いため大量の水蒸気が流れてきます。

 

 これは日本一雨が多い尾鷲市の地形です。南東斜面が屏風のように尾鷲市に立ちはだかっています。ここに湿った空気がぶつかれば大雨となります。紀伊半島南部ではこのような南東斜面が幾層にも続いているので、これから大雨になります。

 

 これは1959年9月26日に紀伊半島に上陸した伊勢湾台風の被害です。貯木場から高波で材木が街に押し寄せました。もし、同じようなスーパー台風が来れば、材木の代わりにコンテナが押し寄せます。

 

 この一枚の写真から何が読み取れるでしょう。多くの情報が詰まっています。66年前に起こった昔のこと、歴史として考えればあまりにも平面の情報です。これを現在に当てはめれば、とんでもないことが起こっていることが分かります。そして、温暖化した現在ではもっと大変なことになるのことが・・・。

 

 電気のない世の中、情報がない世の中。食べ物がない、飲み水がない、トイレがない世界が待っています。そんな中で、どのように助かった命が生き延びるか。それを考えてみたいと思います。

 

 自宅に設置した気象計、気圧はどんどん下がってきました。風も強まってきました。そして、雨は本降りです。まだ豪雨とはいきませんが、不気味な降り方をしています。明日の朝の櫛田川はどんな風になっているでしょう。泥濁りの濁流になっているのでしょうか。