江戸時代にお伊勢参りが流行しました。1年に400万人ほど参拝したといいます。当時の人口が4000万人程度ですから、人口の一割が参拝したという計算。大阪の稲荷神社から伊勢神宮に至る道を伊勢本街道と呼んでいます。
今日は、松阪市飯南町櫃坂峠から東村にかけてサイクリングに出かけました。途中に道標や常夜灯、弘法大師の水があります。街道には茶屋は宿があり、旅人はここで休んだり泊まったりして、伊勢を目指しました。
今日のサイクリングコースです。実際はもっと細い道があるのでマウンテンバイクが通らないので新道を走っています。地図をダウンロードしてパソコンで拡大するともっと細かく見ることができます。櫃坂峠は急坂なので徒歩です。ルートは青で示してあります。詳しくはYouTubeでご覧ください。3分59秒の動画です。
今日の行程をカシミール3Dという地図ソフトで描いてみました。標高80mから450mまでその差350m程を走った計算になります。距離は9.9kmですが、サイクルメーターでは17kmでした。起伏があるのと見学地で行ったり来たりしていたのでメーターの方が現実に近いでしょう。
ところでGPSデータはiPhone版のスーパー地形アプリを使っています。画面はAndroid端末ですが、機能はほとんど同じです。衛星を捕捉できれば現在地と方位を表示で来ますし、緯度経度標高を表示します。このアプリの優れものは何と言っても国土地理院地図をダウンロードしてオフラインで表示できることです。インターネット環境にない渓谷や通信料を気にせず使えます。カシミール3Dと同じ開発者ですので、使い勝手もスムースです。ナビ機能もついていますし、本当に便利です。これで山歩きで迷うこともありません。もっとも衛星を捕捉できないこともあり得ますし、スマホが故障したり電池切れになったらおしまい。なので、方位磁石と地図だけは必携です。これでおよそのカロリー計算もできます。