聖地巡礼 Wood Job 神去なあなあ村でアマゴ定食をいただいた 秘境のミシュラン☆のお店 | バイカルアザラシのnicoチャンネル

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 サイコロジストの日常と非日常を季節の移ろいを交えて描いています。バイカルアザラシのnicoちゃんの独り言です。聞き流してください。

 三重県津市美杉に神去なあなあ村という地区があります。ここは秘境のミシュラン☆のお店、アマゴ料理の専門店です。

 

 こんにゃく田楽とアマゴの甘露煮が出てきました。定番と言えば定番のお料理です。もちろんお味は格別です。こんにゃくも自家製なのか、お味噌がなくてもこんにゃくだけで美味しいです。

 

 女将さんがアマゴを持ってきました。なにやら動いています。はらわたを取ってあるのに、炭火に掛けたら踊り出しました。「何だこりゃ!!」と目を見張って、動画を撮るのを忘れてしまいました。

 

 長芋のとろろにアマゴの卵の醤油漬け。どうりでサケに似ています。遺伝的には同じ。淡水に住んでいるか海に住んでいるかの違い。

 

 アマゴの唐揚げです。頭から骨までサクサクで柔らかいです。アマゴ本来のお味が濃く出るお料理です。

 

 茶碗蒸しにもアマゴが入っています。柚の香りがほんのり、そして、椎茸の香りが口の中に広がります。こんな香りの強いしいたけをいただいたことがありません。神去村の椎茸はこんなに香るのかと・・・。

 

 半時間前まで勢いよく泳いでいたアマゴは立派な塩焼きになりました。炭火の上で串刺しで飛び跳ねるアマゴは残酷にも思えます。私たちは命をいただいて生きているのだと、痛感します。だから、美味しくいただきました。アマゴの香り、食べ応えのある肉感、以前にお刺身をいただいたときも美味しかったのですが、やはり火を通した方がお味はよく出ます。頭まで柔らかでした。

 

 にゅうめんのような物でしょうか。熱々で湯気が立っています。それにしても椎茸の香り。離れの一室に立ちこめます。ここでやっと離れのそばを流れている川音が聞こえてきました。それまで、食べることに集中していた自分に気づいた一瞬です。あまりにも美味しいため、常に耳に聞こえているはずの音は、音なしでした。

 

 最後はアマゴの炊き込みご飯です。アマゴをほぐしたのがいっぱい入っています。こんな人里離れたところにミシュラン☆のお店。そして、卓越した孤高の理想をここ坂本小屋で具現している。来たときと帰るときでは別空間、本当にここは不思議な空間です。

 

 

 今日のお料理のレシピ 3分ほどです 見てね!

 

 

 wood Job は、東宝で放映された映画です。三重県津市美杉がロケ地です。今日は八手又川沿いにあるロケ地を訪れました。映画の一場面に登場する風景がそのままありました。映画の聖地巡礼をしていてロケ現場の跡形もないような所もありますが、ここは人々の生活がそのまま息づいていて、映画そのままの風景が残っていました。

 

 昨年早春の季節に訪れたときには、小学生が自分の背丈ほどのタケノコを持っていて、昭和の時代にタイムスリップしたような気持ちになりました。