もしもの時に役立つアプリってどんなの? | バイカルアザラシのnicoチャンネル

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 サイコロジストの日常と非日常を季節の移ろいを交えて描いています。バイカルアザラシのnicoちゃんの独り言です。聞き流してください。

 災害時などもしもの時に役立つのは何と言ってもスマホですが、タブレットだと画面が大きくて便利な面もあります。自分が持っているのは同社のアンドロイド端末です。4GなどSIMフリーなので格安SIMを入れれば、電話もできます。月880円で契約しています。通信容量がすぐになくなりますが、電話はできますし通信速度を落とされても動画やテレビを見なければインターネットができます。また、GPSがついている物もあるので、大画面のナビにもなります。これで3万円でおつりが来る程度のお値段。スマホのサブ端末としても十分な機能を持っています。

 

 NHKが配布しているアプリで名前の通り、ニュースを見ることができます。このアプリは秀逸で、ニュースだけでなく、天気予報や災害情報が地図で閲覧できます。雨雲の様子もリアルタイムで見ることができ時間毎の予報も地図に描きます。また、災害時には主要な地点のライブカメラが閲覧できます。このマップには河川情報や土砂災害危険度マップ、雨雲レーダー、地震情報まで至れり尽くせりです。もちろん受信契約をしていたら無料で使えます。ついでにNHK+も入れておけば、総合テレビと教育テレビの1週間分の番組を見ることができます。タブレットだと10インチほどなので、家のテレビが停電で見えないときもこれで情報がとれます。

 

 日本気象協会が運営しているtinki.jpというアプリもありますが、これは地震・津波・台風など気象情報だけでなく様々な災害情報を得ることができます。

 

 ラジル☆ラジルはNHKの第一放送第2放送NHK FMを聞くことができます。これもタイムフリーで過去の番組を聴取できます。ニュース防災アプリと同様無料です。民間の放送ではrakikoというアプリがあり、地域の放送局の番組を無料で聴くことができます。一ヶ月毎の課金でエリアフリーで全国の民間放送の番組を聴くことができます。

 

 Amazonmusicは年間会費5900円を支払えば、Amazonの送料が無料になり、音楽や映画配信が無料になるというサービスです。書籍や雑誌も無料でダウンロードできます。ただ全部が全部というわけではありませんが、それなりに便利なサブスクリプションです。災害時ではストリーミング配信でできないので、あらかじめ端末にダウンロードしておきます。

 

 Prime Videoは、プライムサービスに入ってる人なら指定された映画を見ることができます。これも端末にダウンロードしておくと災害時には便利です。ただダウンロード作品数は20タイトル程度だったと思います。もちろん返却すれば別のタイトルをダウンロードできます。新作はレンタルですが、一年前程度の作品なら無料で閲覧できます。車中泊や避難所では端末のバッテリーの消費や周囲への配慮からヘッドフォンを使うのでいいかも。

 

 これはアンドロイド端末ですが、iPhoneやiPadならAppleTVで購入した映画を見ることができます。

 

 AmazonKindleでは、購入した書籍を閲覧できます。また、50年以上経った著作権のない書籍を無料で読むことができます。

 

 この他に青空文庫ビューアーというのがあり、大河ドラマの源氏物語などは与謝野晶子訳で無料でダウンロードできます。青空文庫では17000以上の作品を読むことができ、このアプリは読み上げ機能を持っているので、多少の誤読はあるものの便利です。著作権切れなので端末にダウンロードしておけば、オフラインで読めるのが強みです。

 

 いつもお世話になっているのがアメブロです。このアプリはアメーバブログのアプリで閲覧だけでなくアップロードもできます。また、アクセス解析やいいね履歴を見ることができます。このアプリは旧ツイッターやYouTubeともリンクしています。他にもInstagramやラインも使えますがこれは皆様の方がお詳しいかと。

 

 スマホやタブレットのバッテリー対策ですが、通常の使い回しでは約一日で切れてしまいます。Wi-Fiが使えないところでは設定から切っておきます。bluetoothもヘッドフォンなど、使わないときは切ります。バッテリーを多く消費するのは画面の明るさです。多少暗くしても支障の無い程度の明るさに設定を変えます。またバックグラウンドで動くアプリがあるので、この際使っていないアプリは削除するか無効化します。低電力モードにすると持ちは多少伸びます。

 

 ポータブルの予備電源も20000mA程度のが3000円程度で売っているので、これがあると心強いです。中にはQI充電ができるのもありますが、効率的に言えばコードで直接繋いだ方がいいです。ソーラーパネルから直付けで充電もできますが、電圧が安定しないのでバッテリーにはよくありません。

 

 端末の容量ですが、最低64ギガは欲しいところです。ただ、最近の端末はデュアルSIMなので、一つはモバイル用のSIMをいれて、もう一つはmicroSDを入れることができるので1Tbite程度まで容量をアップできます。基本ソフトやアプリは内蔵SSDに入れておき、映画や画像、動画や音楽はSDカードにと使い分けをすれば、動画なら数百本、音楽なら数千曲、書籍なら数万部のコンテンツを保存できます。自分が持っているのはアンドロイド端末ですが、SDカードを使えばA社のハイレベルの端末に近いスペックまで引き上げることができます。

 

 SIMですがnano-SIMとmicroSIMがあるので要注意です。これは電気店などで確認が必要です。大手キャリアなら予約すれば設定まで有料ですがやってくれます。また、ネットで内蔵SIMを使えば手数料無しで契約できます。

 

 車中泊や避難所でどのようにして情報をゲットできるのか、それなりに楽しみ方もあるのではないかと思います。少しでも参考になることがあればと・・・。

 

 これは番外編ですが、国土地理院地図をダウンロードできます。このアプリの強みは地図をダウンロードしておけばオフラインで現在地を知ることができ簡易ですがナビ機能もあります。NHKニュース防災アブリでよく地名が出てくるのですが、3000分の1までの詳細地図もダウンロードできるので、あの孤立地域はどんな地形をしてるのかなど、震源地だったところはどんな姿の街なのかを見ることができます。自分が住んでいる紀伊半島も奥能登とよく似た地形なので南海トラフの巨大地震が起きれば17mの津波が来ます。標高も表示できるので防災・減災を考える貴重な資料になります。Apple端末では1000円の課金で5端末まで使用できます。アンドロイド端末だと年間780円の課金で使用できるようです。