キンモクセイの香りが秋風に乗って | バイカルアザラシのnicoチャンネル

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 サイコロジストの日常と非日常を季節の移ろいを交えて描いています。バイカルアザラシのnicoちゃんの独り言です。聞き流してください。

 今はキンモクセイの時期、元丈の里に行くといっぱい咲いていて、辺りキンモクセイの香りで覆われています。江戸時代の本草学者野呂元丈です。元丈は日本の薬草を研究して幕府の医者になりました。

 

 そのためここでは様々な薬草が栽培されています。これはフジバカマでまもなくアサギマダラがここに飛んでくるでしょう。数千㎞も渡りをする蝶。今年もやってくるでしょうか?

 

 カリンの実がいっぱい着いています。今年は豊作なのでしょう。他にもキンカンやカラタチなど柑橘類が栽培されています。

 

 実が落ちたドングリ。歩道にいっぱい落ちています。今年はどの木も豊作。このドングリ、縄文人の主食でした。縄文人は私たち大和民族の直接のルーツなので、もしドングリの木がなければ縄文時代はなかったかも知れません。といっても食べたら渋いこと。縄文人は渋を抜いて食べていました。