今日は11月3日文化の日です。少しでも文化の日らしいことをしようと考えていましたが、原生林の紅葉が美しいのでドローンによる空撮をすることにしました。落葉広葉樹は夕陽に照らされて黄色や赤に色づき始めました。晴れた日の朝は放射冷却で一気に気温が下がり、青葉は真っ赤に色づきます。夕陽に紅葉が透過するといっそう赤は濃くなります。川の水が清らかなので高い秋の青空に白雲が流れていくのを見ることができます。秋たけなわと言ったところでしょう。
ドローンはハブサンのzino mini proを使っています。このドローンは重さが249gでミニドローンに属します。それでも衝突安全機能や4k動画を撮影でき、また、比較的風にも強い至れり尽くせりの機体です。唯一の難点はリモートIDに対応していないことです。今年の6月20日以降はリモートIDに対応していない機体は国内で飛ばすことができません。幸いこの機体はそれ以前に国土交通省無人航空機登録を受けているので、リモートIDは免除されています。
この機体は昨年の12月3日に日本で発売され、もう1年近くになりますが一度も不具合は起こっていません。プロポとスマホの接続が切れることがありましたが、スマホを機内モードにしてプロポに繋げば問題なく飛行できます。また、着陸パッドのHをめがけて帰還するのでピンポイントによる着陸が可能になりました。といってもパイロットはそのような自動機能にたよらずに手動操作で帰還させるのが原則です。
紅葉はますます鮮やかになって秋は深まっていきます。中には落葉を始めた木も見受けられます。このままさらに錦が鮮やかになるのか、このまま散っていくのか、春の桜の季節と同じように気がかりな日々が続きそうです。