白鷺が岩の上から川魚をねらっています。鋭い目。水は冷たいからなかなか魚は川面に出てこない。
飛んだ! 魚は諦めて漁場を変えたのかも。
立梅用水には梅が植えてあります。日差しは春だけど、風は冷たい。
どこに行っても梅林。ここは東海自然遊歩道の立梅用水だから。
梅林に包まれた集落。春風というよりも木枯らしに近いけど、この景色は春。
緩く曲がった用水を突き抜けていくとやはり梅林。
ここは多気郡。平安時代は「たけのくに」と言われていた。だつて竹がいっぱいあるから多気町。本当は竹町なのだろう。でも竹を多気と漢字で書いたので「たきちょう」になった。若竹色が用水に映る。竹藪の地面の中では地下茎がさかんに活動し、タケノコがもう生えだそうとしている。
梅並木ってあまり聞かないけど、立梅用水では梅の並木がどこにでもある。
もう紅梅は終わりの季節。白梅が咲き終わると今度は桃の季節。そして、ソメヨシノが咲き出す。日差しが暖かくなった。