梶井基次郎の小説「城のある街」。松阪市笠松町に河津桜が咲いています。例年なら満開のピークも過ぎて運河には一面に花びらが散っているでしょう。今年はまだ三分咲きといったところです。
とにかく咲き始めたという所です。寒い寒い冬を越えてやっと咲きました。
木枯らしに吹きさらされても健気に咲いています。風があまりにも強いので花びらが震えて焦点が合いません。
日差しは春なのに、風は冬そのもの。鈴鹿おろしが伊勢湾に吹き寄せます。寒いったらありゃしない。
よくもこんな寒さの中で咲いているものです。寒さの中でひたすらパワーを溜めて今を咲いています。
運河沿いに350本咲いています。あまりにも風が強いのでそんなのはどうでもいいようになってきました。帽子が飛ばされそう。
今年はこれで三回来たけど、はずればかり。これだけ風が強いとドローンを飛ばすのも諦めがつきます。満開の河津桜並木が運河の川面に映って、その上をドローンで撮りたいイメージは、伊勢湾に直行する木枯らしが無残にも吹き散らしました。
二分ほどの動画にしてみました。