三重県鳥羽市にある小浜荘に泊まった。10000円のクーポン券で実質二人で14500円で朝夕二食付きで泊まれた。目的は何と言っても伊勢エビ。活き作り半身と茹でた半身が食卓に上る。一人7000円ちょいで泊まれるとはラッキー。
活き作りはサザエや鯛やマグロ。伊勢の海は豊かだ。
お祝いの席に出されれるというホタテ・サザエ・檜扇の貝の三種盛り。生でも食べられそう。
次の朝、パールロードを通って展望台に出た。沿線には牡蠣小屋がある。唯一フランス料理で生で食材を出すメニューがある。それは牡蠣だ。牡蠣は食中毒を起こす。それを100%食い止めたのが志摩の漁師だった。彼は牡蠣が海水で呼吸していることに着目し、紫外線の海水で一週間牡蠣を無菌水でさらすことにした。世界初の無菌牡蠣の誕生だ。
展望台からは神島が見える。綿津見命を祭る神島。そのすぐ向こうには渥美半島がある。愛知県の方が近いがここは三重県鳥羽市。三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台だ。映画では吉永小百合や山口百恵が主演した。ここからは島の東側にまっ白な石灰岩の断崖が見え、鍾乳洞探検もできる。
横山展望台に来た。伊勢志摩サミットでオバマ大統領やメルケル首相がここに集った。当時の安倍晋三首相がここに招いた。日本のルーツ伊勢神宮がある。日本を語るにはここがふさわしい聖地だ。三重は美し国。山海の食材が豊富。首脳会議が行われた志摩観光ホテルクラッシックも中央に見えている。今なら二人二食付きで76000円で泊まれる。夕食はフランス料理のフルコース。人の動きが止まっている今のご時世だからこの値段なのかも。先進国首脳が泊まるホテルってどんなのだろう。見てみたい! オバマ荘なら5回は泊まれそう。